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またまた!しいたけが.. [しいたけ]

もう11月の終盤であと数日で師走の今、庭に置いたほだ木からしいたけが出ているらしいとの家人の報告を受けて、早朝からいそいそと確認に出掛けました。おお!出ておる。出ておる。しかも4つも..。このところ少しづつではありますが、雨がほぼ毎日降る天気。湿り具合はちょうど良かったようです。それでも気温はかなり低いし、しいたけもがんばった感があります。画像はめずらしい双子のしいたけ。

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まだ、小さく直径3cm~4cm。1つだけやたら大きく成長したものがありました。傘の大きさが自分のこぶし大で立派なしいたけです。食べ頃と判断して早々、しいたけ狩り開始となりました。

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画像で一番下にでているしいたけが収穫サイズでした。畑で初めて実った野菜を収穫した時のあの感動とワクワク感がよみがえります。きのこ類は収穫する時の興奮は格別です。人間の狩猟本能に火がつくのでしょう。古代から人間のDNAに刷り込まれてるのかもしれません。

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こぶしの大きさと較べるとほら.. いいでしょう? 速攻で台所へ持ち帰って、朝食からしいたけ、残りは弁当に...。すっんごいプリプリ感。最高でした。

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採りたての原木ししいたけの味を覚えるとちょっと菌床栽培物は食べられなくなってしまいます。裏側も観察。当然ながら間、誠に美しゅうございます。瑞々しさは天下一品ですなあ。こんなの食べるのってホント贅沢です。でもおカネはそんなにかかってないんですから。

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このいくらいの大きさのしいたけができるとお値打ち感があります。しかし、2本仕入れた原木のうちこれまでしいたけが収穫できたのは1本だけ。あと1本は今のところまったくの不発であります。当たり外れも激しいのが、しいたけ栽培なのです。おりゃあ~喰うぞお~

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しいたけが出た! [しいたけ]

昨年の秋にホームセンタで購入したほだ木でしたが、仮伏せ済みのものを購入したので、原木にしいたけ菌は十分回っているはずです。上手くすればその年の秋にもしいたけが取れても良かった訳ですが、残念ながら不発でした。年が明けて春に1本だけ、しいたけが出ました。春はその1本で終了。今年の夏は酷暑でしたし、気温が40℃近くになると菌も死滅しただろうと栽培自体を諦めていました。10月に入ってからの気温低下と台風騒動。毎日、降り続く雨と条件が好転したのか、ニョキッと出ました。今年は、松茸も豊作と報道されていますが、当然、同じきのこであるしいたけも条件が良いのでしょう。

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しかし、これ本当にしいたけ?最近、毒キノコ事件が相次いで報道される中、慌てて食べたら当たったなんてイヤですからねえ。素人判断は危険とは言うもののプロは身近にはいないし。こりゃ、思い切って食べてみるしかないですな。とりあえず、ほだ木をひっくり返してヒダヒダの状態を確認です。どこから見ても毒キノコには見えないんですけど。

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いやいや、それにしても、きのこ類は畑で野菜を作る感覚とはかなり違っています。いつ出てくるかまったくわからんし、兆しなんてまったくありませんでした。そもそも、毎日、見てなんていないですから..。ある日突然ですから..。そりゃ、原木から次々と出てくるものならこちらもそれなりに身構えて観察してますが、ほとんど忘れてて、あきらめかけた頃にいきなりですから準備のしようもありません。でも、やはりうれしい感情が湧き上がってきます。ある意味、不労所得的な棚ボタ感覚、幸運にめぐりあった感覚があって、脳内アドレナリンがピュッと出てる感覚があります。このハイな気持ちは独特です。妙に楽しく、高揚しますなあ。

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しいたけ栽培体験してきました [しいたけ]

今日は昨年から応募していた『しいたけづくり体験』に参加してきました。私の住む地元の自治体のイベントで、抽選で運良く選ばれましたので出掛けてきました。天候にも恵まれて、好天だったのも幸運でした。しいたけづくりは最初から行うと年月のかかる作業ですし、1日の体験イベントですと作業の範囲も限られます。今日の体験は1人2本提供されるほだ木に自分でドリルで穴を空けて、種駒(たねこま)を打ち込み、仮伏せまでを行いました。収穫できるようになるまでにはあと2年も待たなければなりません。しいたけ用のほだ木は生木を切り倒した後に、葉枯れと言って、葉をつけたまま数十日乾燥させるそうです。既に、葉枯れを済ませた原木が提供されました。すべてが上手く運ぶと立派なしいたけが収穫できるわけですが、すべての原木がこうなるわけでもないようです。このイベントは今回で14年目だと言うことです。2008年にこの同じこのイベントに参加した人たちが仕込んだ原木からは既に立派なしいたけが出来ているほだ木もありました。

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まず最初の作業は原木に穴を開けます。しいたけ専用のドリルを電気ドリルに装着します。開ける穴の直径は後で打ち込む種駒のサイズに合わせる必要があります。当初、9.2mm直径のドリルが装着されていましたが、いざ種駒を打ち込んでみるとこれがスポスポ状態。どうやら種駒のサイズより穴の直径が大きかったようです。ドリルを装着し直しての穴あけ作業再開です。結局、何mmが正解だったのか、確認できていませんが、帰宅後にネネットで調べてみた結果、9.2mmの下のサイズは8.5mmのようです。菌興241号と言う種駒を使用しました。

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穴あけをする時に使う作業台です。馬と呼んでいます。木製で手作りです。

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ほだ木を回しながら穴を開けて行きますが、1列穴を開け終わったら、2列目の穴明けとほだ木を少しづつ回転させながら作業をするので、回転させるのが便利なこんな台もありました。

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ほだ木に穴を開けるときの穴あけ位置の標本です。千鳥に穴を開けて行きます。穴の間隔は20cm程度で1本のほだ木に6列開けます。細いほだ木なら5列となります。

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持参した金槌で種駒を打ち込んで行きます。ほとんど力は要りません。まっすぐに打ち込むことが重要なのですが理由は良くわかりません。1本のほだ木に36個(6列×6個)前後の種駒を打ち込みます。10分もあれば終わってしまう作業です。案外、打ち込み漏れが発生します。ほだ木を立ててぐるっと回しながら、打ち込み漏れがないか何度も確認しました。

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駒打ちが完了したほだ木です。初めてにしてはそれなりに出来上がりました。

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参加者の方が連れてきたワンちゃん。首輪に"さくら"と書かれていました。やっぱり動物がいるとその場が和みます。参加者の皆さんのアイドル的存在でした。とてもおとなしいワンちゃんですが、きれいな空気と広い場所で人がたくさんいる場所なのでうれしそうにゴキゲンに見えました。

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駒打ちが終わったほだ木は山の傾斜地に運んで仮伏せします。ほだ木を積み重ねて保温のために、上から稲わらをかぶせます。

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さらにシートで包んでロープでしばります。このまま5月までこのままにするそうです。5月になると林の中の傾斜地にも直射日光が入ってくるようになって、温度が上昇する日もあるので高温で植菌した菌が死滅しないようにシートを取り去り、外気に当てるのだそうです。

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今日の体験作業はここまでです。残った時間で、2009年と2008年の参加者が仕込んだほだ木を見せてもらいました。仮伏せが終わりほだ木に菌が回ったら、本伏せと言う作業を行います。本伏せは画像のように、木を立てて互い違いに組んで行きます。

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2008年のほだ木から既にしいたけが出ていました。とても立派なしいたけです。良く見ると、このしいたけが出てくる場所って種駒を打ち込んだ場所じゃないんですね。ほだ木の皮を破ってでてくるんだそうです。すごい力ですね。だから、ほだ木の切った場所によっては木の皮の薄いところや厚いところがあり、ばらつきがどうしても発生します。厚い皮のほだ木はしいたけが出てくるのに力が必要となるので出にくいのだそうです。奥が深いですね。

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打ち込む種駒の数を増やしたらたくさん収穫できるのかとつい考えてしまうのですが、そうでもないようです。確かに駒の数が多いと原木に菌が回るスピードはいくぶん早くなるとは考えられますが、結局原木全体に菌が回らないとしいたけの発生は起こりません。しいたけは原木の栄養を吸い取って成長するのですが、1本の原木の栄養を何年かかけて、すべてしいたけが吸い取ってしまうともうしいたけが生えてきません。ですから、1本の原木から取れるしいたけの数はその原木の持っている栄養の量に左右されます。短期間にたくさんしいたけが生えて収穫できると原木の栄養は早く減ってしまうし、その逆なら長期間収穫できることになります。結局、1本の原木から収穫できるしいたけの数は早い、遅いの違いはあっても総量は同じと言うことになります。ただ、いわゆる『不発』と言う1つもしいたけが収穫できずに終わってしまう原木も中には必ず、でてくるそうです。しいたけ菌が原木で繁殖できなかった木です。

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我が家では、既に昨年の秋にホームセンタで菌が蔓延したほだ木を2本購入しています。庭の一角に本伏せしていますが、今のところしいたけが出てくる気配はまったくありません。しいたけが既にでているほだ木とどう違うのか知りたかったので出掛ける前に撮影しておきました。帰宅後も較べて見ましたが見た目は違いがわかりませんでした。木口からみる白い菌は木の中心部までしっかり回っているのであとは気温と湿度の条件次第だと思います。庭の栽培条件が適しているかどうか微妙なので何とも言えないところです。

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庭に伏せたほだ木の様子です。立てかけてはおらず、寝かせています。ちょっと湿度が足りないかなとは思いますが、今年の春に20℃くらいの気温になっても出てこなかったら困るなあ~。最悪、菌が死滅すると黒ずんだ塊が見えるそうです。見たところその心配はなさそうですが。

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木口の画像です。中心部にまでしっかりと白い菌が回っています。今日、イベントで伏せこんである場所の状況と比較するとやはりずいぶんと格差があります。山の中の広葉樹と針葉樹が混じった林の中の傾斜地で、標高も1000m近くあります。気温は郊外の自宅より平均して5度は低いはず。湿度も自宅の庭に較べると皮膚感覚ですがしっとりとした感じでした。もちろん空気はとても旨かったですが、しいたけも旨い空気の方が良いのでしょうか?(これは冗談ですが..)

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イベントの会場(といっても山の中腹)からの帰り道、きれいな景色に出会いました。ロウバイだと思います。1月、2月は路地に咲く花の種類が極端に少ないと思います。まだ、梅の季節には早いですし..。思わず撮影してしまいました。

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まだ、つぼみも多いですが、数が豊富でみごとな咲きっぷり。しばらく見とれていました。心がなごみます。

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もうひとつきれいな発見です。道端の畑に黄色い花の群落。菜の花には早いと思い近づいてみるととなりに白菜が植えられていました。これは白菜がとうだちしたもののようです。こんな黄色い鮮やかな花が咲くとは知りませんでした。ちょっとした発見でした。

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つぼみも見えます。満開と言う状態ではなさそうです。まだ、遠いはずの春の気配がします。

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しいたけ栽培始めました [しいたけ]

以前から興味があってやってみたかった『しいたけ』の原木栽培を始めました。きっかけは行き付けのホームセンターで原木を売ってるのを見つけたからです。このホームセンタは一昨年もしいたけ原木を販売していたそうですが、私が通い始めたのは昨年からですので、知らなかっただけなのですが..。それにしても素人でも原木栽培ができる時代になったんだなあと感慨深いものがあります。私が住んでいる場所は大都市の郊外ですが、しいたけを栽培している光景なんかまず日常的には見ることがありません。昔は栽培するにも情報も少ないので何からどうやって良いものか見当もつかない『手ごわい』作物でした。ところが、今では趣味で素人でもベランデやひょとすると室内でも栽培できる時代になりました。これもいろんな事情があってのことかと思います。最近、スーパーで売られている『しいたけ』は味が昔と違って歯ごたえもないし、うまみが少ないと感じています。どうも昔ながらの原木栽培と言う方法をしてないからだそうです。それは、菌床栽培と言って手間もコストも原木栽培にくらべるとずいぶん画期的な栽培方法が開発されたことにあるようです。この方法、生産サイドから見ると良いことずくめなんですが、消費者サイドから見ると値段は安くなりますが味に関してはかなり劣ります。(と私は思います)まず、歯ごたえが違う。菌床栽培のしいたけは、しいたけ独特のプリプリ感がない。味が薄い。やはり、しいたけは原木栽培に限ります。だから、おいしいしいたけを食べたかったら、自分で作るのです。

原木は2本購入しました。今週の水曜日と木曜日に1本づつ購入して自宅に持ち帰りました。樹種はコナラだそうですが、長さが92cmあります。1本でも5kgは軽くあります。ホームセンタは職場に近いのですが、駅までは徒歩15分くらいありますので手持ちでお持ち帰りは1本が限界です。細いものと太いもの1本づつ購入。太さは違っても値段は一緒です。本格的に栽培するなら、種駒打ち、封蝋、仮伏せ、本伏せなどの作業を経て2年かかります。そこまでは待てないのでこれらの処理を済んだ原木を購入しました。運が良ければ本年中に収穫も可能です。細い原木ははやく収穫が始まりますが、早く終わります。太い原木はその逆。細い原木で先に収穫を楽しんだ後、太い方の収穫が始まれば言うことなしなのですが、そんなに上手く行くでしょうか。運よく今年か来年の春に収穫ができたら、この2本とは別に自分で原木にに駒打ちして仕込む予定です。こちらは2年後の収穫です。実は、運がよければ12月に、玉切り(原木の切りだし)から栽培体験できる地元の栽培体験イベントに応募しました。もし、体験できればまたここで報告しますね。

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売り場で何本も積まれている原木から良さそうな1本を選びますが、何を基準に選んで良いのか正直分かりませんでした。1本目はまずは持ち帰りにラクそうな細い原木にすることにしましたが、その場合でもやはり気になるのはしいたけ菌のまわり具合です。原木の深いところまでしっかりと菌が回っていないと良質なしいたけの収穫は望めません。小口を1本1本チェックして回りのよさそうな1本を選びました。細い方の原木の木口の画像です。白いしいたけ菌が原木の中心近くまでしっかりと伸びています。木の全面に渡って白い菌が広がっている点も重要なポイントです。

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太いほうの木口画像です。こちらも原木の中心部まですごい”白いシミ"状態です。これなら大丈夫でしょう。

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原木は浸水処理をします。24時間程度原木を水に漬けて強制的に含水させます。土曜日の朝浸水処理したので日曜日の朝に取り出して庭の木の下に置いて様子を見ることにします。木漏れ日が入る程度の木陰が良いそうですが、あまり日当たりが良くて乾燥してしまう場所は良くないようです。雨に当たることも重要だそうです。浸水処理に使う水にも水道水は避けて、汲み置きの畑用のポリタンクの水を使いました。落ち葉集め用のポリビニール(90L)に原木を入れたのですが、思ったより原木が大きくポリ袋の口が閉まらない状況。ちょっと焦りました。玄関ポーチのブロックとポリタンクで原木を挟み込み固定してヒモでポリ袋の口を2箇所縛って、なんとか原木の70%くらいが水に隠れる状態までこぎつけました。これ以上は欲張らずにそっと明日まで浸水させます。

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横から見た画像です。原木全部に水が被っていません。今夜にでもひっくり返すことにします。あっ重し忘れた!。レンガ乗せてこよっと!

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明日は念願だった堆肥枠の作成をリポートします。最後は、ようやく発芽したえんどうとそらまめの芽の最新画像です。

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そらまめの芽がかなりデカくなってきました。形が良い芽です。

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こちらは枝分かれする形の原型ができつつあり、次の段階へと進んでいます。

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