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さし木に挑戦! [レンギョウ]

昼休みに職場を離れて、レンギョウのさし木の穂木を採りに行きました。レンギョウは3月から4月にかけて黄色い花を枝いっぱいに咲かせる花木です。私が幼少の頃、自宅の玄関脇にレンギョウの木がありました。12歳までその家に住んでいたのですが、引越しとともにそのレンギョウともお別れ。それ以来、数十年レンギョウに出会うことなく過ごしました。幼少の頃にみたレンギョウの花はしだれた枝を一杯に拡げ、みごとな黄色い色の花を咲かせていました。今になってあれこれ調べて見るとレンギョウにも品種があることを知りました。原産地は中国だそうです。しだれて咲くのはチョウセンレンギョウだそうです。レンギョウは偶然ですが、ロウバイと同じで寒い時期に咲く、外来種の黄色い花です。もう、数十年前に他界した私の祖父は、母の記憶によれば、玄関の門扉脇にあったレンギョウをずっとロウバイだと思っていたそうです。ところが、そのレンギョウの枝を手折っていたずらした私を咎めることもなく、枝の中が中空になっていることを教えてくれたのもその祖父でした。そんな記憶もあり、ぜひ、もう一度自宅にレンギョウの花を植えて眺めたいと言う郷愁に駆られました。春に燃えるように咲いて、散った後は1年間コレと言う見るべきものもない花木ですが、その潔さが桜に似ていて心惹かれます。

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木肌がでこぼこしています。こんなチョコレート菓子がありましたね。そう、まさに『小枝』。『公園の小枝を大切に!』小森和子おばさまの台詞を思い出します。

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挿し木は初心者なので見よう見まねですが、ネットで調べたら色々な方法があるみたいです。レンギョウは熟木挿しと言って、2年目の枝の方が発根が良いようです。私の採取した穂木は1年目の若い枝でした。挿し木の手順としては水あげしてから、(1)土に埋めて3月の彼岸の頃に取り出し、鹿沼土に挿す(2)そのまま鹿沼土に挿す(3)冷蔵庫で保存して3月の彼岸の頃に取り出し、鹿沼土に挿すの3つくらいの手順を試してみようと思います。レンギョウは挿し木で発根し易い花木の代表のようです。しだれた枝が地面に接したら、節から根が生えて株になることもあるらしいです。(1)の方法は本格的なやり方のようですが、レンギョウのような発根し易い花木ならそこまでする必要もないようにも思えます。ともかく、初めてずくしなので、3つとも試すことにしましょう。職場に帰って、水上げ開始です。

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行きかえりの道々で花木に注意して歩いているとまだ寒いこの時期でも、結構たくさんの花や実に出会います。今日、見つけた花木、実を紹介します。まず、見上げる程大きい木についていた黒い実。昨日も道路沿いの街路で似たような黒い実を発見しましたが、今日の木は見上げる程の大きさ。また違う花木なのでしょうが、名前がわかりません。公園の広場にあった木なので調べれば教えてもらえるのかもしれません。

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これはたぶん雪やなぎでしょう。奥に向かってずっと群生しているのですべて咲き揃うとあたり一面真っ白な景色になるのではないでしょうか?できたらその頃、また確かめに来たいと思います。

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花壇の定番パンジー。最近めずらしい色や配色のものを良く見かけますが、これはオーソドックスなタイプです。

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住宅街で見つけた鉢植えの白に花。花がすべて下を向いて咲いているので撮影に手こずりました。好き嫌いだけで言えば好きな部類の花です。堂々と顔を上げないで咲くところがいじらしい感じもしますが、緑と白のモノトーンのシンプルさ、控えめなところが心惹かれます。名前は分からなくても、いや分からないからこそそのものの本質が却って良く見えるのかもしれません。

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こちらは対照的に上を向いた派手系の花です。日当たりがバツグンの場所なのできっと春咲きのところ今の時期から咲いているように思えます。自慢じゃないけど花の名前には疎いです。

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この花も見事な咲きっぷりです。まだ、つぼみもたくさん付いているのでこれからが満開となりそうです。

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