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レンギョウの芽 [レンギョウ]

室内で挿し水中のレンギョウ。今朝、チェックしたら、薄い緑色の芽が膨らんできました。花であれば黄色い色のはずですから、これは葉っぱなのかもしれません。チョウセンレンギョウなら葉が出る前に花が咲くのだそうです。だとしたら、花と葉が同時に咲く気配のこの梢はシナレンギョウかレンギョウである可能性が高くなってきました。問題はしだれ姿になるかどうかです。以前住んでいた家にあったレンギョウは間違いなくしだれていた記憶があります。あの、しだれた姿のレンギョウにもう一度めぐり合いたい一心なのですから。枝が下垂するレンギョウはシナレンギョウとのネット情報を見つけました。まだ、決め手は見つからないので発根してからのお楽しみとなります。

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芽は動き出したのですが、肝心の発根の気配がありません。葉が出ただけで挿し木が上手く行ったと考えてはいけないとどこかのネット情報にありましたが、実際に見せられると納得です。これは、枝に蓄えられた栄養で芽が出るのが理由です。寒ざしの挿し木の穂木を採取する時期が1月~2月が良いとされているのは、この頃の枝には冬を越すための栄養が蓄えられている可能性が高いからだと言われています。秋の頃ではまだ十分な栄養が蓄えられていないのですね。

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取り寄せ依頼していた挿し木用の『発根剤』の入荷連絡が先週の金曜日にあったので、今日の昼休みは種苗店に受け取りに行きました。『発根剤』は『オキシベロン』と言うドイツのバイエル社のものです。バイエル社と言えば老舗の製薬会社ですが、農業用の薬品も製造していたとは意外でした。『発根剤』は他に『ルートン』が有名です。利用者の口コミ情報では『オキシベロン』の方が評判が良さそうなのでこちらを試して見たくなった次第です。レンギョウは比較的挿し木がしやすい樹種なので『オキシベロン』まで準備する必要はないのかもしれません。最終的には果樹の挿し木を想定していますが、その時の準備のつもりです。それまでは経験を積むためにも良いレンギョウの挿し木が良い練習になることを期待しています。

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種苗店の帰り道、連日の暖かい陽気に路傍の雑草も花を咲かせていました。相変わらず、花の名前は知らないのですが、思わず写真に収めました。花だけ見るとたんぽぽのようですが、葉や茎の形はアザミに似ています。

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金柑の実を先日画像で紹介しましたが、今日もこの金柑の木の前を通り過ぎたらみごとな実の成り具合でした。木の全体像も記録して置きたくて記録しました。樹高は右端に映っている物置の高さで判断可能かと思いますが、2mくらいです。箒(ほうき)を逆さにして立てたような仕立てになっています。


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レンギョウは3本の枝を挿し水していますが、すべて今年の新梢です。枝の先の部分を剪定してさらに半分に切ったものが混じっていて、芽が膨らんでいるのは根元に近い枝の部分です。レンギョウは挿し木にするなら、熟木が良い(正確には古い枝からも発根する植物)そうですが、まさに根元に近いところから順番に葉が開くとしたら、その考え方は理に叶っていると言えます。


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