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山菜の植え付け [山菜]

自宅から最寄駅までの通勤路の川沿いに紅白梅が7部咲きです。毎日、そばを通りかかっているのに気がつきませんでした。土曜日で寄り道可能だったのでバイクを置いて木のあるそばまで行って、しばし、梅見と決め込みました。紅梅と言うより、ピンク色の梅の花ですね。ちょっとめずらしいかもです。

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こちらは白梅です。こちらはほぼ満開状態。きれいです。

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紅白梅と川岸の様子です。山紫水明と言いますが、まさに絶景です。春がそこまで来ています。


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今日は土曜日に作業した山菜の植え付けをレポートします。前回、畑の日影エリアにふき、行者にんにくを植えつけしました。山菜はホームセンターでも株が売られていたりと最近ちょっとしたブームですが、まだまだ一般的なものではなく、一部のマニアックな家庭菜園家が好んで栽培しているようです。今回は、ふきの株の追加植え付け、コシアブラの苗、畑わさびの株を合計3つの植え付けをしました。

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珍品の部類に入るであろうコシアブラ。知る人ぞ知る山菜です。山歩きなどをする人にはなじみの山菜なのでしょう。タラの芽と良く似ていて、新芽を摘んで天ぷらなどで食べるとおいしいそうです。タラの芽よりもおいしいと言われるほど。栄養豊富で抗酸化成分があり現代病の予防にもなる健康食品です。高木に成長するのでスペースを考えて植え付けないといけません。また、日当たりが良すぎると育ちにくい植物なので直射日光が当たらない、日影の場所を選んで植え付けます。山奥の樹木の下の日当たりの悪いような場所で生える植物のようです。そういえば、先週、炭焼き体験に行った時に見つけたコシアブラも針葉樹の林の中の日影に生えていました。うちの畑にはかろうじて黒松が1本植わっていて、物置で日影になっている場所なのでちょうど良いかもしれません。手のひらに乗るような小さな苗ですから、収穫まで3年くらいは必要かもしれません。長期戦で臨みます。

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手のひらにすっぽり収まるくらい小さな苗です。こんな頼りない苗で大丈夫か不安になります。

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根に水ゴケが巻かれています。剥がそうか迷いましたが、活着するまで根まわりの湿度を保ってもらえそうなので、そのまま植えつけることにします。

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植え付け完了ですが、やはり頼りない感じがぬぐえないコシアブラの苗。頼むから活着してくれよなあ~。

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続いては畑わさび。わさびと言えば、渓流の流れる水の中で栽培されるイメージしかありませんが、畑でも栽培はできるそうです。ただ、茎葉は渓流で育てるものと同じように栽培できますが、肝心の根は同じようには行かないようです。ただ、畑でも育て方しだいで根も育てることは可能ではあるらしいのですが、それでも3年はかかる気の長い作物です。わさびは葉も食べられるので葉を鑑賞して、食べると言うのが現実的ですね。

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地下茎からは芽が出た状態でした。小さい葉ですがわさびの葉の形(徳川家の家紋のような)をしていますので、既に雰囲気は出ています。

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最後はふきの追加植え付け。ふきも地下茎から芽が出ています。最初に植えつけたふきが地下茎だとは知らなかったので、こんな角度で芽が出るとはびっくりです。棒のような地下茎を地面と水平に植え付けないといけないのですね。垂直に植えつけてしまいました。前回の植え付けは結果的にアバウトな感じになってしまいましが、いろいろ勉強になります。ふきのことは知らない事が多いです。春になると地上に顔を出す、ふきのとうは、そのまま成長して食べる部分のような細長い茎になるものだと、信じていましたが実は別ものだったんですね。もちろん、食べる部分の茎もふきのとうも同じ地下茎から出芽するのですが、茎とは別物でふきのとうは花にあたるものだそうです。知らなかったナア~。

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ここまでは土曜日の作業レポートなんですが、日曜日はお墓参りがあって畑作業はお休み。お墓の周辺で特徴的な種が枝からぶら下がっていたので摘んでみました。カエデの種です。これから撒いても発芽するかどうかは怪しいですがダメもとで種まきしてみようと思います。うまく発芽したらまたレポートします。

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夕暮れせまる畑でだいこんの収穫しました。このだいこんは畝の育ち頭で、そろそろトウ立ちするのではと心配になっての収穫ですが葉をチェックしてみたらまだトウが立つような気配はまったくありませんでした。まだまだ畑に置いていてもOKだった訳ですが十分な大きさ(直径7cm、根の長さ22cm)なので納得です。だいこんは一般的には種まきから70日~80日で収穫できると言われますが、種まき時期が標準より遅かったとは言え、このだいこんは90日を越えています。長い期間かかって大きくなったので、根にスが入ったりして、食味が落ちてるのでは?との思いもありますが正月に食べた時点ではめちゃくちゃ柔らかかったので大丈夫だと思います。土は肥料を控えめで作っているし、冬の寒さが思った以上に低温だったので確かに、成長は遅いとは思います。遅いのですが、食味には妙に自信があります。無理なく育てているのが良いのかもしれません。『だいこん十耕』と言われるように、畝の土を全部ふるって、小石をすべて除去して柔らかい土にしたのが良かったのでしょう。だいこんだけでなく、かぶも土をきめ細かくすると肌のきれいなかぶができるそうです。野菜の栽培って手間をかければきちんと応えてくれるところに、やりがいを感じますね。

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