SSブログ

3/20 落ち葉集め [落ち葉拾い]

えっ!今頃?と言う感じもしますが、今年からはこの時期が悪くないなと言う感じです。例年であれば落ち葉拾いは落ち葉が落ちて直後の時期、11月から12月頃ですがこの時期の落ち葉は乾燥していて軽く、分解するのに時間がかかります。3月ともなると何度も雨にさらされ湿気を含んで分解が少し始まる条件が整った状態となります。しかも、雨あがりに拾ってくれば積み込んだ後に散水する手間さえ省けます。拾う作業も3月なら寒さにも悩まされることも少なくなります。湿気を含んだ分、いくらか重くはなりますがメリットは大変大きいと感じます。良いことずくめかと言われるとそうとも限りません。言えるのは落ち葉に小枝やゴミのたぐいが混じり易い事です。たまたま、今年は秋頃の落ち葉拾いができなかったと言うこともありますが、今の時期になったことで、積み込み作業の作業効率がかえって良くなりました。来年以降もこの時期に行うことになりそうです。90Lの落ち葉集め専用の業務用ポリゴミ袋に4回分収集しました。来年の種まき用の培土づくりの仕込みが完了しました。欲張るならまだ来週以降も積み込み量を増やすかもしれません。

HI3B2551.JPG


久々に味わう落ち葉の感触です。フワフワで気持ち良い感覚です。これまではコーランや米ぬかを振って積み込みをしていましたが今年はどちらも無しで発酵させる計画です。外から持ち込む発酵菌よりも畑の周辺に自生する菌類の力だけで発酵させることも試してみようと思います。良く見ると葉の表面に白い菌が付着しているものを見受けます。山の中の落ち葉の下で白い菌の塊を見つけることがありますが、そんな自生菌を見つけたら迷わずに堆肥枠に投入しようと考えています。

HI3B2552.JPG

落ち葉の採取場所は自宅近くのいつもの場所。車の往来が比較的多い場所で排気ガスやチリの影響もないとは言えず衛生面で大丈夫か?とも感じますが畑からも近くて足場も良い場所なのでついこの場所での作業となっています。集める落ち葉の種類はコナラです。腐葉土の材料としてはクヌギかコナラが最上と言われています。真偽は不明ですが、桜の葉は発芽抑制物質が含まれているという話を聞いたことがあります。また、分解しにくいイチョウの葉は腐葉土材料には不向きと言われていますが、きちんと分解さえすればかえって、他の材料より上質の腐葉土ができあがるようなので一概にダメとも言えないようです。

HI3B2542.JPG

収集効率の良いのはこの側溝に溜まった落ち葉です。雨で何度も水を吸っているので発酵、分解がかなり進んでいます。但し、小枝やゴミ、砂などの異物の混入率は高いようです。集める際にこれらを丁寧に取り除くことが重要です。

HI3B2543.JPG

表面は乾いた状態ですが、長靴で蹴って下層の落ち葉を見るとたっぷりと水分を含んでいました。ミニ熊手を準備しましたがほとんど手で集めて問題ありません。大量の落ち葉を効率よく集めるなら動力を使うので一番でしょう。エンジンブロアで集めるのは夢のようですが、手に入れて試してみたい気がします。腐葉土もこれまでは万能で最上の畑の用土資材だと考えていましたが、分解が進むと微塵になり泥状になります。そうなると雨が降ったあとの畑は泥田状態のぬかるみになりやすくなります。理想の畑の土とはどんな土なのか?フカフカの土と言うシンプルな表現だけでは表すことができません。奥が深いと言うか永遠に終着点のないことのようにも感じます。

HI3B2545.JPG

業務用の90Lと言う大型ゴミ袋にほぼ満杯に詰めた落ち葉です。2年も使い続けたので最初透明だったポリ袋も白くぼやけてきました。運搬方法が原付バイクと言うこともあり袋にめいっぱい詰め込むことはできません。いつの日か軽トラックで思う存分落ち葉を積み込むことができる日を夢見ています。今日は天気に恵まれた祝日で4回往復することができました。もっと温かくなれば作業もグンと楽になるに違いありません。

HI3B2546.JPG


トラックバック(0) 

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。