SSブログ

4/28 わさわさ苗 [トマト]

3/11に体温で根出しした『甘太郎』の種を種まきしました。ミニ温室の中でした。ポリポットに種まきするには、多量の種だったので苗箱に培養土を入れて等間隔で1粒づつ種まきしました。しばらく様子を見ることができずにいましたが、今日確かめるとナントわさわさと元気良く繁ったトマトの苗が出来上がっているではありませんか。大変、驚きました。同じ日に同じ体温保温した種を使って種まきしたポリポット組はこれほど発芽率も生育も良くありません。ここで得られる教訓があります。種まきはポリポットではしない方が良いのではなかろうかと。つまり、ポリポットの水分調整は大変難しいものだと思うべきではないのだろうかと。用土の量がポリポットより豊富な苗箱では水分調節もし易い。鉢植えの植木と地植えの植木をくらべてどちらが、手入れし易いかと同じ問いをしているようなもの。何日も放置状態でも庭に地植えしてある庭木は滅多に枯れることはありませんが、鉢植えの樹木は水やりをしないとすぐに土が乾燥状態となり萎れることもあります。サラリーマン菜園家は苗箱で種まきをすべきだと思うようになりました。

HI3B4018.JPG

種まき用土にもポイントがありそうです。市販の培養土はすぐに乾燥してしまいがちですが、ある時期を越えると植物の元気がすこぶる良くなる傾向があります。水はけと水持ちを備える機能は良く設計されています。一見、パサパサでココヤシの繊維を切り刻んだような繊維がかなり混じっていたりとフカフカ土のイメージからはほど遠いのですがそれでも結果が何よりもその有用性を物語っています。職場で育てていた万願寺とうがらしやピーマン苗はポリポットで育てていますが、毎日、1日に何回もチェックして乾燥しないように水やりを欠かさないようにしています。そうすれば萎れることもなく立派に育ってくれますが、1日や2日は世話ができないというような事態が考えられる状況ではポリポット種まきや育苗hが大変、危険な育て方なのです。

HI3B4019.JPG

私の仕事は毎年、4月に入ると急に忙しくなり野菜苗を買ってちょっとでも放置状態になると水切れ、日焼けでダメにしてしまうことがしょっちゅうです。これは毎年の課題ですが今年の経験はかなり大きなヒントになりそうです。野菜苗についてくるポリポットは大抵直径9cm以下で苗を購入したらすぐに定植しないと不注意ですぐに萎れさせたり、枯れさせたりしてしまいます。毎日、水やりができないことが良くあるためです。

HI3B4019.JPG


極論を言えば、野菜の種まきをすべて畑の畝に直接行えば、一度の植え替えもなく収穫まで栽培が可能なことにはなります。ただ、そうすると株数や株間を狙った通りには行かない場合もままあります。じゃがいもなどはこの方式ですが特に問題化はしません。たまに1本も萌芽しない種イモがあったりするので、そんな時は不自然な景色と無駄なスペースが生じることにはなります。もちろん、苗木を植えつけても枯れてしまえば同じことですが。

HI3B4017.JPG

トラックバック(0) 

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。