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4/22 ねぎ坊主 [ねぎ]

待望!?のネギ坊主ができました。ネギの種を播いてから丸2年もかかりましたが、ついにネギの種を自家採種できるところまでたどり着くことができました。地味な野菜ではありますが、一番、ないと非常に困る野菜のひとつです。周年を通じて切らすことができない作物の代表ではないでしょうか。しかも毎年、種まきするにもその度に種を購入していたのでは無限の種屋奉公となります。何よりも菜園の環境にマッチした遺伝子を淘汰して受け継ぎ、育て続けて行くことが重要でもあります。自然の野菜の持つ本能をどこまで、引き出して行けるのかを試してみたいと言う思いが強くあります。ネギ坊主は何十年も以前から見ていましたが、開花する寸前に薄皮を破るのは始めて発見しました。

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この2~3日でネギ坊主の数もグンと増えました。ネギの種は湿気に弱く、保存期間も大変短い”短命”な種です。梅雨に入るまでに種を濡らさずにできるかも課題です。無事に種が採れるまで気が抜けない日々が続きます。しそのようにこぼれ種で繁殖力たくましく増えるなら手間いらずですがネギはそうも行かないようです。人間の手で種を採るべき時期にきっちりと種を採ってあげないと繁殖できるものでさえダメになってしまいます。このネギは九条ネギなので固定種です。自家採種しても先代の形質は引き継がれます。とにかく、失敗しないように注意して種を採種し、次の世代に繋げることが大切です。この分だと種は有り余るほど採ることができそうです。育て放題、食べ放題状態になりそうでちょっとウハウハ気分です。

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3/20 ねぎ畝の除草と追肥 [ねぎ]

今年は春の訪れが非常に遅く感じますが、作物は春の成長を始めています。特に顕著なのでがねぎの成長で冬の間の成長停止状態からは見違えるほど葉の数を増やしています。ねぎは肥料喰いな作物なので肥料切れを起こさないように早めの追肥が重要です。霜で枯れた葉をこまめに取り除き、雑草も取り除いて、肥料も追肥すれば春先以降の成長も安心して向かえることができそうです。ねぎは1年中切らすことができない作物です。自宅の庭にも保険でプランタ栽培しておくと便利です。畑に行けない時、切らした際に夜でも自宅の庭なら夕飯に必要な分量なら十分プランタの栽培でも対応可能です。何本かプランタに移植して栽培することにしましょう。

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今回の肥料は自家製ぼかしを使うことにしました。ねぎにはチッソ分の高い肥料が適しているように思います。ただ、根張りが良すぎて中耕すると根を痛めそうだったのでぼかし肥料は株元に置くだけとなり、これでは紫外線に弱いぼかし肥料には良くありません。そこで、ぼかし肥料の上に牛ふん堆肥を被せることにしました。

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牛ふん堆肥で株元をすべて覆うことにしました。雨や潅水でぼかし肥料の成分がすこしづつ用土にしみこんで行くことでしょう。気温もこれから上昇するのでねぎの生育も一段と加速してくれることでしょう。分けつも旺盛で葉の数も増えています。根から掘り上げて収穫してしまうよりも、葉だけをカットして収穫することで次々に葉が出てきて株が大型化します。若い葉が次々と出てくるので若くて軟らかい葉を収穫することができるようになります。この畝は一番古い種まきで、2回目の冬を越すところですがまだまだ、収穫が期待できそうです。今年はこの株から、ねぎ坊主を出させて種とりをする予定です。6月頃だと想定しているので梅雨に入っているかもしれません。雨に弱い種なのでねぎ坊主が出たらすぐにでも袋を被せるかビニールトンネルを掛けて種を守るつもりです。種を採ってからすぐ播いても、恐らく適期を少し外れると思われます。

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こちらは昨年の10月初に種まきした岩槻ねぎです。ようやく食べ頃サイズに育ってくれました。早速、収穫してそばの薬味で賞味しましたが、ウワサ通りの香り高いねぎです。料亭行きの知る人ぞ知る高級ねぎで、松茸のすき焼きに入っているのはこの岩槻ねぎだと言われています。関東では1本ねぎが主流ですので、葉ねぎは今ひとつなじみが薄いようですが、岩槻ねぎは関東の地方野菜なので食味の良い葉ねぎの存在が広まれば葉ねぎの需要も今よりも高まるかも知れません。今年の夏はそばの薬味はこの岩槻ねぎで堪能できそうです。このねぎも今年はねぎ坊主から種とりを狙っています。上手く行くと良いのですが。

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昨年の秋に種まきしたプランタで育てている九条ねぎ。春になってこちらも成長に弾みがついています。1年じゅう収穫が途切れないようにするには時間差で種まきをしてゆくことが重要。ねぎがそば、うどん、汁ものには欠かせない野菜です。いくらあっても困りません。あっても当たり前ですが、無いと困る野菜の代表格です。その気になれば1年中栽培可能な野菜であることを実証したいという思いもありトライし続けたいと思います。しかも、自家採取で栽培し続けられればエンドレスに収穫ができるのです。

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こちらは最後に種まきした畝です。まだ、幼い苗の様子ですが畑の畝の隅で育てるには最適の野菜です。土の量が一番豊富な場所なのに生育はいまひとつ。用土の量より用土の質が重要な作物だと言うことを実感しています。こちらにはたまねぎ専用の肥料をパラパラと播きました。昨年のたまねぎ栽培の使い残しですが、顆粒状なので取り扱いが非常にラクチンです。自家製のぼかし肥料と比較してみたい気持ちもあるので使い分けして結果を見ることにします。

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岩槻ねぎの収穫画像です。葉色が薄いのがちょっと物足りませんが、風味はバツグン。葉の太さ、大きさも薬味に使うにはちゅうどジャストサイズです。そばの薬味には最高だったので今年はそばを食べる回数が増えそうな気がします。そば打ちも始めたいところなのでちょうどタイミングが良いかもしれません。

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3/10 岩槻ねぎ生育中 [ねぎ]

家庭菜園の中で地味な存在のねぎですが、私は育てるのも食べるもの大好きです。1年中台所からは需要がありますし、切らさずに作り続けることに意義があると考えています。私のねぎ栽培はいわゆる葉ねぎばかりですが、品種は九条ねぎを主体に、九条ねぎ以外の品種にも挑戦しています。将来的には種を買わずに、自家採種で栽培を継続して行く構想です。岩槻ねぎは昨年の10/9に種まきしましたが、冬越し栽培と言うともあり、150日も経過していますが、まだ収穫サイズには育っていませんでした。春の気配が近づきようやく気温も上昇し始め、成長カーブが右上がり状態になってきたようです。

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ねぎ栽培の今後のテーマは、何と言ってもねぎ坊主を育てる?事。収穫を得るのは、野菜栽培の一番の目的ですが、それがコンスタントに実現できるようになってくると次なる目的は種を採ることに気持ちが動いて行きます。自分で採った種で芽を出させて育て、収穫する喜びはまた格別です。この岩槻ねぎはまだ育てることと、食べて味わうことがメインですが、珍しいねぎなので種を残すことも重要な仕事なのです。ねぎの種はたまねぎの仲間なので痛み易いのではないかと言う印象です。ねぎ坊主ができても放置状態では種のコンデションが悪くなってしまいそうです。それは種ができる時期が梅雨時期と重なっているからかもしれません。保管も上手にしないと長期間は保存できないと思われます。6月採取だと4月の種まきには間に合わないのですが、種を採ってはすぐに播くと言う、『取り播き』にも挑戦してみたいと考えています。まずは、収穫サイズに育てることが当面の課題です。

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2/4 冬の葉ねぎ収穫 [ねぎ]

真冬でもねぎは成長しています。気温が低いので成長速度は遅いのですが停止はしてないようです。台所指令が下ってねぎの収穫をしたのですが、ねぎは1年中必要な野菜なので収穫を途切れさせる訳には行きません。栽培を始めた頃は根こそぎ抜いて収穫していたのですが、それではあっと言う間に株がなくなってしまい、1年中の収穫などできなくなります。最近は株を根から抜かず、収穫はさみで葉を切り取っています。こうすると、株は畝に残ってしばらくするとまた新しい葉を伸ばしてきます。むしろ葉を切り取ることで新しい葉が出てくることを促進しているメリットもあるようです。

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畝の全景からだと茶色に変色して枯れた葉も目立ちますが、良くみると青々とした葉もかなり残っています。このねぎは九条ねぎなので葉ねぎですからこんな収穫も可能となります。この株は2年前に種まきしたものです。黄色く変色してもう捨てようかと考えていたくらいの活きの悪い苗でしたが、ねぎの生命力はすごいもので、苗床から畝に植え替えをしてしばらくしたら随分元気になりここまで成長しました。葉ねぎは植え替えた方が大きく成長すると聞きましたが本当でした。現在、次の世代の葉ねぎも昨年の秋に種まきして栽培中です。この株ほど大きくは成長していないので、当分、この株達にはがんばってもらわないと困る事情があります。

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収穫バサミで葉を切っても、この画像のようにすぐに新しい葉が育ってきます。ねぎは根と茎の一部が残っていれば再生力があると言うことです。生命力が他の作物にくらべて強いと言えます。養分の吸収力も大きいように感じます。チッソ分の吸収力は白菜に次いで大きいと感じます。この寒い冬の時期にあってもこの程度ですから、春を迎えて気温が本格上昇すればもっと旺盛に繁るに違いありません。

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1/12 岩槻ねぎ [ねぎ]

昨年の10/9に種まきした岩槻ねぎ。高級と言うべきか、高級料亭でしか出てこない『ねぎ』として知る人ぞ知る隠れブランド『ねぎ』。特に、松茸の産地で出されるすき焼きなどでは良くこの岩槻ねぎが出てくるようです。高級ねぎの味も家庭菜園では比較的安上がりに、かつ手軽に体験できてしまいます。そんな『ねぎ』の中でも希望の星として栽培を開始しましたが、1/12で種まきから95日経過しました。『ねぎ』の春播きはまだ体験したことがないのでわかりませんが、春播きだったら95日も経てば収穫できていたかもしれません。たいてい春の時期は他の野菜の種まき、植え付けで多忙すぎて今年の春は『ねぎ』の種まきまでは思いつきませんでした。家庭菜園も3年目ともなるとその辺りの余裕も出てきました。一通りの作物の栽培経験と1年中収穫を切らさない栽培の2つが今の私にとっては家庭菜園の大目標と言えるでしょう。

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12/5 岩槻ネギ除草 [ねぎ]

もどかしくなるほど成長の遅い葉ねぎの苗たち。種まきから59日目ですが、50日を過ぎた辺りからようやく成長してきたかなと思えるようになりました。葉ねぎは岩槻ネギを初めて栽培しています。岩槻ネギを栽培する気持ちになったきっかけはNHKの昼の番組でした。全国各地の隠れた価値ある野菜を紹介しつづけてくれた番組でしたが、今はその番組も名前を変えています。地方野菜はその土地の気候でこそ真価を発揮する部分もあるのでその部分を無視して飛びつくのも問題ですが、優れた部分は素直に評価すべきだとも思います。今後、どのように成長して行くのかも楽しみです。知る人ぞ知る葉ネギの名品ですから何とか収穫まで育て上げたいと思いあす。

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12/2 葉ねぎの不思議 [ねぎ]

画像の葉ねぎは昨年の10/17に種まきして育苗し過密状態で葉がまっ黄色になるまで放置していたものを、今年の9/19に植替えました。種まきから起算するともう、丸1年以上経過して2年目に入っています。植替え時の瀕死状態の頃からすると信じがたい復活ぶりです。葉は太く、葉色も鮮やかな緑色になりました。これまでは根から掘り上げて収穫していましたが、最近は根株を残して収穫バサミで葉だけ切り取り収穫しています。この収穫方法だと何度も収穫ができます。株も収穫を重ねる度に太り続けます。結局、長期間の収穫が実現してトータルの収穫量は増大しているようです。葉ねぎはこの次の世代を10月に種まきしましたが成長が遅く、収穫できるサイズに育つまで半年近くを要することを考えると長期間の栽培を前提として計画を立てるのが正解なのではないかと考えるようになりました。今後はネギ坊主から自家採種になんとか辿り着きたいと考えています。その為には来年の6月頃まで栽培を引っ張ることが必要です。

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11/8 葉ネギ三態 [ねぎ]

葉ねぎの栽培はこの秋、3ヶ所で種播きをしました。従来から栽培している九条ねぎを2箇所で、今年、初めて栽培する岩槻ねぎを1ヶ所で栽培中です。今朝はこのうち一番最近、種まきした九条ねぎが発芽したのを発見しました。10/29の種まき分です。九条ねぎの種は品種は同じですが、種苗会社は異なります。10/29に種まきしたものは『トーホク』の種です。『トーホク』の種はこれまで、それほど栽培経験がないので良い印象も悪い印象もありませんが、今回発芽した芽を見ていると大変たくましいのでうれしくなっています。『トーホク』の印象アップです。葉ねぎに限らず、たまねぎも、とにかくねぎの種は痛み易いのが欠点です。1年も経つと大抵発芽率が悪くなります。新しい種を探すのが栽培成功のコツです。発芽して苗になるとねぎほど強靭な生命力のある野菜は類がないのですが、種はとても弱いときています。野菜それぞれ個性があるものです。

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こちらは岩槻ねぎです。10/9に種まきして30日経過しましたが、思ったほど成長していません。こんなものなのでしょうか?ちょっと肥料を与えてみても良いかもしれまえん。とにかく肥料喰いらしいと言う情報は得ているので肥料が足りなくて機嫌が悪いのかもしれません。与えるとしたらやはりチッソ系の肥料なのでしょうか。

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最後は10/23に種まきした九条ねぎです。こちらはプランタ栽培です。米ぬかを入れた用土なので発芽するものかと心配しましたがなんとか発芽してくれました。近くに細長い葉の野菜を並べているので紛らわしいですが、一番手前が九条ねぎで、真ん中はたまねぎ『ネオアース』の苗、奥のプランタは今年の春に種まきした大葉にらの株です。こちらもそろそろ植え変えてあげないといけないのですが、なかなか手が回りません。植え付ける畝が見つからないのです。にらの栽培も初めての経験なので勝手がわからないこともあるのですが、一旦、植えつけると2年~3年は同じ場所で栽培しなくてはならないので、できるだけ他の野菜の栽培とぶつからない場所を見つけることが条件となります。そう考えると好適地が見つからないのです。

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11/2 葉ねぎ発芽? [ねぎ]

失敗したとあきらめていた葉ねぎは少しだけ発芽しました。米ぬかを漉き込んで1週間も経たない畝の土を使って種まきしたので、雨で米ぬかから染み出た栄養で濃度障害を起こしたものだと決め付けていました。10/23の種まきからだと、10日近く経っていますから、障害がないなら、もうとっくに発芽しているはずですし、まず、これから先発芽すること等なかろうとあきらめていました。厳しい環境でも種はしぶとく発芽するものだと感心します。生命が生まれ出てこようとするエネルギーは人間の想像を超えている部分があります。

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10/31 ねぎ畝の除草 [ねぎ]

雨は良いことばかりではありません。雑草も雨で活き活きと繁り出すのです。雑草はある程度は生えていた方が都合の良い場合もあります。夏場のカンカン照りの時期は、作物の自然のマルチとなって保湿、遮光の機能を果たしてくれます。ただ、この時期の雑草にはあまりメリットがありません。むしろ、作物に届くべき栄養を横取りされる事の方が多いのです。出勤前の短い時間ですが、許す時間の範囲内で手際よく雑草取りをしました。草むしりは、時間のかかる効率の悪い割に合わない作業だとつくづく感じますが、草取りには不思議な達成感があり、見た目もすっきりするので精神衛生上、非常に良い部分もあります。変な感じもしますがストレス解消にも役に立ちます。

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