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1/8 白菜残り2玉です [白菜]

白菜はアタマを縛って雨水が玉の中に入らないようにして、防寒を兼ねて畑におきっぱなしにしています。これでどのくらい鮮度を保つことができるのか?畑の畝の上で白菜を保管するのは今年初めての試みなので、興味深いところでした。1月の中旬くらいまではこの保存方法で問題なく保存できるだろうと想定していましたが、今日、その2玉のうち1玉を収穫することにしました。久しぶりに白菜の漬物も欲しくなってきましたので。畝保存している白菜は1玉が『無双』もう1玉が『京都三号』です。『京都三号』は大玉品種なので巨大に育っていて保存には適しているとは到底思えないのですが、今日は先に『無双』を収穫しました。玉は小さめ(といってもかなりデカイ)ですが、お味はこちらの方が上。

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『京都三号』はこの画像の通り、巨大すぎてアタマをきれいに縛ることができず不恰好な縛りとなりました。要は玉のアタマの葉と葉のスキマが開口せずフタができれば良い訳で、格好は悪いですが機能的には何も問題ないはずです。混植状態となっているそらまめ用に敷き藁をしてあるのも防寒の一助になっています。ところが、この冬は雨が少なくハチマキをしなくても保存に関しては結果的に問題なかったようにも思います。雨が降らなくても、毎朝、霜が降りたり、通り雨程度はたまにあるのでハチマキはしていた方が安心できることは間違いありません。2玉目の『京都三号』はいつごろまで畝に保存しておこうか思案中です。1月下旬くらいまでは実験の意味も込めて保存しておこうかと考えています。来年はもっと長期間の保存を前提に栽培計画を立てたいのですが、最後まで場所の問題が残ります。もっと広いスペースが欲しい。

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畝で植わった状態での採寸画像です。白菜に限らず畑で見る野菜は小さく感じるものです。自宅に持ちかえり台所で見ると畑で見るよりも一回り大きく見えてしまうのはいつもの事。客観的に大きさを感じるためには畑でもサイズを測っておくのが一番です。この『無双』の株で高さは40cm。収穫して食べるまでに外葉を5枚~6枚外しますから、サイズとしては一回り小さくはなります。それでも、持ち帰るとやはりデカク感じますね。

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外葉も見た目はとてもきれいで外して持ち帰るのももったいない感じもします。乾燥した天候続きなら白菜の保存はとても長期間可能であることが良くわかりました。1月末くらいまで白菜が保存できれば消費する側の都合としてはとても助かります。2月、3月までとなると経験もないので何とも言えませんが、保存ができるものならうれしいですね。しかし、それでもやはり畝が占領されることを考えると栽培する立場からすると厳しいといわざるを得ません。なかなか難しい問題です。

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白菜の外葉の葉先は白っぽく変色しています。やはり、霜の影響でしょうか。アタマを括って、ハチマキする目的はこれで良く判りました。霜で凍傷にかかった野菜の葉は細胞の組織が壊れていて軟らかくておいしいと言う声も良く聞きます。ほうれんそうや小松菜はその典型です。白菜が霜に当ると味がどう変わるのかは経験がないので断言できませんが、今回、味を確かめてみようと思います。

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『無双』を収穫すると畝はそらまめだけとなりました。白菜の日陰になっていた株にも日光が十分に当たるようになります。白菜の栽培のために寒冷紗トンネルをしていましたが、そらまめでもそのまま寒冷紗トンネルを掛けたままにしておこうと思います。そらまめは敷き藁栽培とポリ黒マルチの栽培比較をしているので、景色は2種類異なります。現状では黒ポリのマルチ栽培の方が生育が良いように見受けられます。

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畑では小さく見えた白菜も収穫カゴに入れるとようやく収まるくらい大玉でした。スーパーで売られているサイズ換算だとこれでも十分サイズLに入るでしょう。調べてみると2kgが8玉、2.5kgが6玉、3kg以上が5玉となっていました。今日収穫したサイズで外葉を落とした状態で計量したら3.5kgありました。5玉ってことになります。

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敷き藁栽培区はまだ白菜が1玉(『京都三号』)が残っているのでこんな景色です。こちらは今日収穫した3.5kg玉より大きい玉なので4kgはあるでしょう。白菜とうちの畑の土は相性が良いようで毎年、良く育ち、巨大化結球します。野菜の種類によって適した土壌があるようで、ほうれんそうなどはまあり大きくは育たないのですが、ほうれんそうが大きくならないのは、間引き不足だからかもしれません。小松菜、チンゲンサイは大きく育っています。

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12/14 白菜はちまきです [白菜]

今年はサラリーマン生活節目の年に到達したのでリフレッシュ休暇をいただけることになりました。本日がその初日。12/14から年末仕事納めまでノンストップでずっと仕事はお休みです。思う存分畑で農作業に打ち込めると思いきや、そうも行かず身の回りの雑事に追われています。年末に向けての前半はどうにか畑関係の作業に費やせそうですが後半は泣く泣く離れざるを得ない見通しです。できるだけその期間を短くできないものかこれから調整に明け暮れることになりそうです。初日は午後から運転免許の更新に行きました。気が付いたら更新に行く時間がなくなっていたなんてことになる前に早々と済ませました。少しだけ心に余裕ができました。昼間は畑の作業を優先しますが、仕事が休みの平日なんてまず普段がないので、溜まった用事を片っ端から片付けなくてはいけません。これも大変。新年の休み明けには、本当にリフレッシュできているか今から不安です。それはさておき、今日の畑仕事はまずは白菜の畑保管作業です。畝に植わったままで白菜を来年の初め頃まで保管するつもりなので白菜にはちまきをすることにしました。稲わらではちまきすると様になります。雨水が結球の中に入らないようにすることが狙いなのではちまきの位置がちょっと低い感じです。

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こちらは『京都三号』株です。大玉なので稲ワラでは長さが短くて鉢巻ができません。使い古しの短いPEヒモを引っ張り出して繋ぎ合わせて鉢巻にしました。こちらは鉢巻する前にむしりとった外葉をアタマに乗せて結球のアタマに載せて鉢巻しました。見た目は稲ワラの方が風情がありますが、浸水防止機能はこちらの方が高そうなので、保管性能はこちらの方が上のように思います。この保管方法でいつごろまで保管が可能かですが、まず1月の半ばが限界のように思います。今年、はじめて白菜の畝保管をしましたが、昨年は白菜の収穫が年末で終了したことを思うと少しだけ進歩があったのかもしれません。また、来年の栽培に向けて今年の反省と改善をしなくてはなりません。保管数が2玉でちょっと物足りませんが、これ以上畝を占有されるのも困ります。そらまめの植え付けがもう限界状況なのです。

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11/30 今年一番玉! [白菜]

8/28に種まきした『京都三号』白菜のうち一番育ちの良い株を今朝、収穫しました。種まきから94日目です。『京都三号』は昨年も栽培した品種です。昨年は1玉目、つまり定植した苗の中で一番育ちの良い株の収穫は12/1でした。今年もほぼ同じ栽培暦での収穫となりました。最近、気づき始めてだんだん確信に近くなってきている法則にこれも合致しています。それは、畝の東端の株だったと言うことです。5mの長さの東西に伸びる畝の東の端に植えつけた株が一番生育が早く、良かったことです。つまり、一番日当りが良い場所に植えつけた株の生育が一番良かったことが実証されました。今朝、収穫した株は昨年よりも育ちが良く計量はしていないものの、明らかに昨年の3kgよりも大きく育っています。(12/1追記:計量の結果4.5kgありました)

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結球の直径は軽く20cmを超えています。外葉をむしりとって畑に植えられている時よりもかなり『着物』をはがされスリムになった状態でもこの大きさです。味わいは『無双』の方が好みに合っていますが、単純にサイズだけなら、『京都三号』がダントツでしょう。

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普段撮影しないアングルでの画像を撮ってみました。若干、逆光ぎみですが早朝の陽射しの雰囲気が良くでている画像となりました。白い軸の部分よりも薄い緑色の葉の割合が多いので鍋に向いているかもしれません。最近、壬生菜の漬物が絶品で美味だったので白菜の漬物もうまいのですが、ちょっと壬生菜に押されているのですが、白菜だって調理次第で料理のバリエーションは多いのでもっと白菜の魅力発揮を期待したいです。八宝菜もおいしいですね。

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11月も終わりに近づくと虫の数もめっきり見かけなくなり、白菜の虫食い跡も少なくなって見た目はきれいな白菜の収穫が増えてきます。秋から冬にかけての野菜の栽培はこの害虫との戦いの負担が少なくなるのがうれしい限り。病気の心配も減ってきます。育て易い環境が整ってきます。さすがに、これから種まきしていては収穫できる野菜は皆無ですが、夏の終わりに種まきした野菜達は成育初期の害虫と病気との格闘を乗り切れば後半はラクに栽培ができます。収穫時分になあればこのようなきれいな野菜が育つのですからこの時期も1年のうちで楽しい時期の1つであることは間違いありません。

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収穫した直後の株の様子です。外葉の直径は80cmまでに成長しています。この外葉の生育が白菜栽培の成否を分ける部分です。葉の数、大きさが一定期間内にできあがると栽培は成功です。畝幅が70cmで180cmの支柱で作る寒冷紗トンネルは身近に手に入る資材の組み合わせですが、良く考えられたサイズかもしれません。大きすぎず、小さすぎずと言うほど良い寸法です。白菜栽培は、もうこの資材の組み合わせで2年目を迎えています。2年目の白菜栽培も大成功と言う結果でした。今年は60日白菜の早生種を10月中に収穫できたことも進歩であったと満足しています。来年の目標は現在は浮かんでは来ませんが、1月以降3月近くまで収穫を継続できる栽培パターンの開発、ノウハウの確立と言うところでしょうか。

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未収穫株の数は5株~6株です。今年はこの畝の収穫完了スペースにそらまめ苗を定植するつもりです。本来なら、畑ではちまき縛りで1月下旬くらいまで畝保存にTRYしたかったのですがスペース不足がそれを許してもらえません。家庭菜園の宿命と言うべきか?むしろ、営利栽培のノウハウに近いことを意識している感すらあります。あくせくせずにノンビリ野菜と言う植物の命を向き合うことがより質の高い喜びに繋がるはずだとは考えていますが、家庭菜園でも結局は収穫してナンボの世界と言う一面もあります。家庭の食卓に旬の栄養と味わいの良い、安全な野菜を届けると言うことが何よりも優先させている現実もあります。

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収穫カゴにも入りきらないほどの巨大白菜に育ちました。満足感と達成感のダブル至福の瞬間です。もちろん、自宅に持ち帰った時の家族の驚きの表情は快感です。すべての株がこのように育つ訳でもありませんが、良く育った条件を研究することで1株でも多く大きな結球に育て上げることも今後の目指す方向です。それにはまず、畝の方向を現在の東西方向から南北方向に変えて行くことが最初の作業かもしれません。冬のオフシーズンがチャンスです。2月の寒の期間にできる範囲で畝の方向を変える作業ができたら良いと思います。

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11/18 『無双』収穫(1玉目) [白菜]

台所指令で結局、白菜を1玉収穫することになりました。翌日が休日なので慌てて収穫することもなさそうですが、金曜日の午後から土曜日にかけては雨予報と言うこともあり、雨が降る前に収穫することにしました。9株ある白菜の中で一番大きそうで球のしまりが良さそうなものを選んだら『無双』になりました。今年、初めて栽培した品種です。想定していたより結球が大きくてこれなら十分収穫サイズと言えます。昨年、収穫した大玉品種の『京都三号』と大きさではまったくヒケを取っていません。しかも、昨年の初収穫が1/12だったことを考えると早い収穫です。種まきから82日目でしたから品種名の『無双67日』からすれば十分な栽培日数と言えます。

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球の太り具合が良くわかるアングルで撮影してみました。収穫時に外葉をかなり落としますが色の白い部分だけを残しても丸々と太ったこんな具合でした。もちろん、その夜は鍋料理で頂きましたが、味も良く、細胞のきめ細かさは秀逸でした。これなら来年も栽培したい気持ちになります。11月収穫は『無双』、12月収穫は『京都三号』で栽培分けが可能なようです。

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普段はめったに撮影しないアングルからの画像です。無双に限らず、私が栽培する白菜は白い葉の軸の部分の比率が多いように思います。白菜は食べる分には、緑色の葉っぱ分と白い軸派に分かれますが、私の場合は、鍋では葉っぱ、漬物では断然、軸派です。鍋用白菜と漬物用白菜と品種がきれいに分かれていると便利なのですが今のところそう言った品種分けは私の知るところないようです。キムチ用の白菜は特別に品種があるようですが一般の日本の白菜とどこがどう違うのか知識がないのでわかりません。同じ野菜でも料理方法によって品種を変えるのは当然だと思うのですが、今後はそんな情報も世間に出回るように思います。

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11/17 2畝目の白菜 [白菜]

『耐病60日』白菜は収穫を終えましたが、8/28に種播きした『無双67日』、『京都三号』は別の畝に定植しています。定植日は9/18です。今日(11/17)は種まきから81日、定植から68日です。この様子だと収穫サイズに生育するまであと20日くらいは必要に思えます。昨年の白菜栽培とほぼ同じ種まき、定植ですが品種が異なってもメーカの67日では収穫不可。早播きすれば67日で収穫できたかもしれません。私の住む地域はいわゆる中間地ですが67日で収穫しようとしたらもう少し早めに種まきする必要があるようです。60日白菜、70日白菜は自分の住む地域ではどうやら8月中旬、つまりお盆の頃に種まきする品種だと言うことがわかってきました。『京都三号』は品種的には晩生に近いので8月末の種まきで12月初の収穫で問題なさそう。2年間の栽培でいろんな事が判ってきました。

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畝には合計9株の白菜を定植しています。『無双67日』、『京都三号』を4株+5株。定植後に欠株が1株できたので補充したのですが、品種は判らなくなっています。収穫しても多分判らないと思うのですが、何か違いが判明したら興味深いです。見た目か味か何かしら品種の違いが判ればまた楽しいかもしれません。

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外葉の生育は良好です。結球はまだ初期ですが『耐病60日』の結球時期より気温が低くて病虫害の被害の心配がかなり低いと言えます。ただ、低温での肥大性は品種により異なると思います。どんなに低温での成長が良い品種でも暖かい時期の成長に較べれば成長が鈍化するはずです。これは今年、初めて10月中下旬に白菜を収穫する経験をして判ったことです。白菜に限らず、冬野菜と言われるものであっても10月から11月くらいの1ヶ月の気温、気候はどんな野菜にも適温、適気候だと言うことです。人間にとっても心地よい時期は植物にとっても生育に適した時期であることは間違いありません。

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11/10 『耐病60日』収穫終了 [白菜]

今年、早めの種まきでチャレンジした『耐病60日』は88日目で収穫終了となりました。その名の通り、種まきから67日目に1玉目の収穫を実現。今年の白菜栽培の第一の目標だった早期収穫は達成でききました。同時に栽培課題も明らかになってきました。種まき時期が8/14、定植が9/4でしたが、この時期はまだ暑さがかなり残った時期でもあり病害虫のリスクが高いと言うことです。結球不良も昨年ほどではありませんがいくつか発生しました。全体的に見ればおおむね栽培は成功だと言えます。これまで痩せた土地で栽培する心配だけをしていましたが、少しづつ肥料分が増えて土が肥えてきているので今後は、病虫害が考えている以上に発生しやすくなると思われます、この辺りの対策も今後は必要になってきます。

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畝の白菜を収穫終了した理由は栽培期間が80日を超えたこともありますが、たまねぎの植え付け畝を確保する理由が一番大きいのですが、たまねぎは来年の6月頃までの栽培となるので、たまねぎを植えつけると言うことは4月、5月の夏野菜の植え付けには間に合わないという意味もあります。昨年までは次の栽培予定までを考慮するのが精一杯でしたが、今年はその先までを考える余裕も生まれてきました。これは栽培計画上の出来事だけではなく、その次に何を植えられるのか?その作物は肥料がたくさん必要なのか?少ない方が適した作物なのかで計画が思惑通りに運ぶかどうかが決まってきます。具体的に言うと、6月に植え付けが可能な野菜はさつまいも、エダマメ、遅めのきゅうり、かぼちゃが思いつきますが、どれも肥料は少なめが理想的な作物なので、チッソ肥料を多めに使うたまねぎ栽培の後作には相性があまり良くはないと言えます。

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10/27 白菜の収穫(2玉目) [白菜]

『耐病60日』2玉目の収穫です。当然のことながら、1玉目よりもグラマーです。とても標準2kgの品種とは思えない育ちっぷりです。昨年、12月に収穫した中晩生種の『京都三号』と遜色ない大きさ、充実ぶりです。昨日、1玉目に収穫した白菜でを八宝菜で食べましたが、柔らかくてとても美味でした。早生種の白菜ですし、まだ、寒さも本番に入る前の白菜ですから正直、期待はほどほどでしたが、まったく心配なしの見事なできあがりです。今年の白菜栽培は幸先は良いようです。ひょっとすると、私の畑の白菜栽培の適期は今なのかもしれません。

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2玉目の白菜は畝の中でもひときわ育ちの良かった株です。すべての株がこのように充実している訳ではありませんが、今年の白菜は昨年に較べるとハズレが少ない印象です。もちろん結球しそこないの株もありますが、数が少なく順調な生育だと思われます。葉色も緑の部分も白い部分も鮮やかな色合い。虫食いは少々見受けられますが、無農薬ですから仕方ないところ。1玉目よりは虫自体が少なくなってきています。寒くなったからでしょう。

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2玉目は外葉を多めに落としました。株のお尻側から見ると良く判ります。それにしてもこの株はエラ張りが良くて、生育の良さに驚きます。このまま放置しておくとどこまで大きくなるのものかと思います。昨年も年越し収穫はできませんでした。白菜を1月以降に収穫したい場合は、遅まきするのではなく、株をヒモで縛って畑に放置するそうです。遅く種を播いてもたぶん、気温低下で結球しなくなるのでしょう。早めに育てて結球させておいて、その状態で畑で保存するという考え方です。今年は後播きの白菜畝で試してみたいと思います。晩生の『京都三号』が適品種かもしれません。

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収穫したのは良いものの、どうやって自宅まで持って帰るか少々、思案しました。玉がまるごと入るレジ袋となるとそうありません。自宅と畑の移動はスクーターを使っていますが、前カゴはちょっときつい大きさ。収穫カゴに入れて足元に挟んで持ち帰ることにしました。この収穫カゴはスーパーの買い物カゴよりほんの気持ち程度小さめの大きさですから、やはり大玉に育っています。自宅に持ち帰り計量したところ3.4kgありました。外葉をかなり落としているので外葉付きなら4kgは十分ある大きさです。やはり驚きの大きさです。

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収穫した株の収穫直前の畝での姿です。1玉目は畝の東端の株で、2玉目はその隣の株。どうも、東側の方が生育が良い印象です。単なる偶然かもしれませんが、何か関連があるかもしれません。白菜畝は東西畝ですが、菜園はすべてと言って良いほど東西畝ばかりで、南北畝はこの秋に開拓した葉モノ野菜畝の1本だけです。東側は当然、朝日が当たります。白菜は西側になるほど東隣の株の日陰になっているかもしれません。白菜は収穫が近づく頃には株の背丈が50cmほどにまで大きくなっているので、株間50cmでも日当たりは微妙に異なるかもしれません。一度、南北畝で栽培を試してみたくなりました。

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この画像は手前が東側です。一番手前の株が今回、収穫した株です。外葉はグロテスクと思えるまでに成長して座布団並の大きさになっています。葉の長さはおそらく70cm以上あると思います。今の収穫ペースだと11月中にはすべての株の収穫が終わる可能性もあります。畝が空くとここがたまねぎ畝になるかもしれません。右隣の畝には小麦が種播きできるかもしれません。

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一方、別畝の白菜は8/28に種まき、9/18に定植した畝で種まき後ちょうど60日が経過しました。昨年の栽培実績とほぼ同じタイミングなので12/1頃から収穫が始まると思われます。耐病60日は8/14の種播きでしたが、2つの時期別栽培結果を比較して、どちらが私の住む地域ではベストな栽培時期かを判断したいと思います。今はまだその時期を探り当てている最中とも言えます。まだ、完全な比較結果は出ていませんが、早めの種まきでも十分に収穫できることは判りました。

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10/21 白菜収穫(1玉目) [白菜]

今年の白菜収穫第一号となりました。予定では今週末に収穫予定でしたが、天気予報だと土曜日が雨予報でしたので、金曜日中に収穫しておくことに予定を変更しまいした。今年は、白菜は2畝18玉の植え付けをしています。昨年は栽培時期が遅れ気味だったので最初に定植した株だけが、きちんと結球して収穫できました。今年はその教訓から早めの種まき、定植を心がけた結果、昨年の12/1から一ヶ月も早い、10/21に初収穫が実現しました。品種は『耐病60日』ですが、昨年の『京都三号』より結球が小さい品種です。京都三号は3kgで、耐病60日は2kgと言われていますが、これはかなり大きい結球サイズに成長しました。それもそのはずで、60日で収穫できる品種を、今回は68日目まで畑に置いてありました。畑で見るとそれほど大きく感じないのですが、家に持ち帰ってキッチンで改めて見るとデカイな~といつも感じます。計量したら3kgありました。

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収穫した株は畝の一番東端に植え付けたもので、一番生育が良いものを選びました。白菜の栽培は今年で2年目ですが、昨年も一番育ちの早い株は畝の端っこの株でした。東の端は特に午前中から日当たりが良いせいか、はたまた隣の株が片方いないことで栄養が良く行き届くのか?とにかく畝の端の株は非常に生育がよろしい。外葉を含めた株の直径はちょうど畝の幅と同じくらいで80cmほどまで成長していました。

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収穫した株のお尻のアップ画像です。しっかりと固く結球しています。株がまっすぐに空に向かって成長せずに、東側へ傾くように成長したようでお尻のでっぱりも左右均等ではありません。しかし、張り具合は満点で、申し分ありません。葉色がちょっと濃いのは時期がまだ早いせいか、品種の特徴なのかもしれませんが、何枚か葉を落とすと中から出てくる葉の色は真っ白できめ細かい大変美しいものでした。緑色の部分も結球の中は薄緑色で目指したイメージ通りの収穫が得られました。時期も早く、文句なしの栽培結果となりました。後は味だけですが、食べるまでもなく見ただけで柔らかく、味わいがあることはわかります。

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ちょっとだけアップで撮影した画像です。株の底が斜めになっているのが良く判る画像だと思います。それにしても、まだ寒くもならないのにきっちりと結球してくれました。8/28に種まきをして、21日目の9/4に定植、40日目には既に直径50cmまで成長、69日で収穫ですが、9月の第一週の定植が白菜栽培の成功の鍵であることが2年目の栽培で裏付けられました。肥料は今のままで問題ありませんし、害虫もいくらか被害はありましたが、致命的な事態には至りませんでした。白菜に関しては、残る課題は年越し栽培でしょうか?畑で年を越して1月、2月まで収穫を続けるにはどうすべきか?晩生品種の栽培は種播きしたもの植えつける場所不足で定植ができませんでした。来年への課題は年越し栽培となりそうです。

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収穫の済んだ畝の様子です。左隣の株も遜色ない成長ぶりですので次の収穫はたぶんこの株になるでしょう。食べるペースにもよりますが、9株のうち残り8株の収穫が完了するのがいつになるかでこの畝が次に何を植えられるかが決まります。慢性のスペース不足と言うか、作りたい野菜が多すぎなので畝が休む暇がありません。白菜にシルバーマルチを使っての栽培でしたが上手く行きましたし来年からは白菜はシルバーマルチだけでやれそうな気がします。実際、9月の初めの定植だとまだ気候は暑くて黒マルチだと畝の温度が上昇し過ぎる恐れがあります。マルチの使い分けも工夫しながら栽培するもの楽しみのひとつかもしれません。

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10/17 白菜収穫まであと? [白菜]

品種名の『耐病60日』の名の通り、既に種まきから60日を過ぎて、いつ収穫しても良いくらいにま生育した白菜です。正確に言うと10/17で種まきから64日経ちました。ここまで育ったのですから、もう少しサイズアップしてあら収穫したくなりました。10月中旬に既に白菜の収穫寸前と言うのは本当に充実した気分です。

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こちらの株も良くなってきました。結球サイズはあまり欲ばっても、品種自体がこのくらいのサイズが限度であろうとも思われます。害虫の侵略も最低限にくい止めることができたと思います。白菜はスーパー等ではまだ、半分あるいは1/4カットサイズが主流の販売ですから高値であるとも言えます。白菜の漬物がこの時期から食べられるかと思うと本当に幸せです。

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まだ、小さな結球株もいくつか見た当たります。これらは気長に成長するのを待ちましょう。一度に収穫サイズに成長されても食べる側が追い付きません。栽培技術面からは課題ですが、消費する側の立場としては好都合です。

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家庭菜園を始めて今年で3年になりますが、年々、栽培のサイクルが早めにシフトして来ています。品種も最近は早生種を必ず入れるようにしています。平均収穫の野菜の旬よりも少しでも早く収穫できれば、畝が早く空き、次の栽培に切り替えることが可能となります。もしくは、次作のための準備作業に一足早く入ることができます。この時期に畝が空いてもあまり植えつけ可能な野菜はありません。従ってメリットも少ないと言えます。明日にでも1株収穫してしまようか?との衝動に駆られますが、ここはガマンです。外葉の大きさは驚くほどの大きさになりました。座布団かと思うくらいのデカさです。昨年の初収穫が『京都三号』の12/1でした。晩生の品種でしたし、定植時期が9/20でしたから種まき日から96日目での収穫でした。はやる気持ちを抑えて収穫は今週末と言うことにしましょう。

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昨年の10月下旬の白菜の株の画像と見比べてみましたが、今年の方が生育は良いし株の形も整っていて、デキは今年の方が良いように思えます。年々、充実した野菜が栽培できるようになってきたと実感できています。同じ時期に種まきも定植もしていないので単純な比較は意味がないかもしれませんが、11月、12月に入れば後続の『無双』や『京都三号』も生育が追いついてきます。その時の比較が最も近い栽培条件での比較となりますので今年のデキの評価がかなり精度良くできることでしょう。

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10/13 白菜は収穫間近です [白菜]

種まきから10/13でちょうど60日。『耐病60日』の品種名通りなら、もう収穫時期を迎えていることになります。結球も小さめで良ければ収穫も可能ですが、まだ生育が収穫サイズには届いていません。あと1週間くらいすれば大丈夫なように思います。

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こちらは昨日(10/12)撮影した画像ですが、昨年『京都三号』を栽培した経験に照らし合わせるとまだ、結球サイズは小さくて物足りません。外葉の大きさはほぼ水準サイズに達していますので、時間の問題だけです。結球サイズは外葉の枚数と大きさで決まります。十分な大きさに育っているので心配はなさそうです。10月の中旬なのでまだ気温も高く、日照も十分にあります。肥料切れの気配もありません。このままただ、待つのみと言う判断をしています。寒さが加わってきた方が、葉の中の糖度が上がるので今の時期の白菜はおそらく、味の点では甘味が足りないことでしょう。初物と言うことで内容より珍しさの価値が大きい白菜収穫となりそうです。

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今年は昨年にくらべて結球率が高く、生育段階で害虫被害に逢った1株だけが結球しなかった以外、残りすべての株が結球モードに入っています。年々、栽培結果が良くなっていますが、今年はここを特に工夫したという点がないので何が良かったのかは今ひとつ明確になっていません。種まきの時期は明らかに昨年より早めている点と、育苗段階で初期から寒冷紗で覆って害虫をシャットアウトした点は異なっています。肥料に関しても昨年同様ですが、畝の土が年々、肥沃になってきていることは確かかも知れません。

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株の生育の揃いが良いのも今年の特徴です。たまたま、生育度の揃った苗を定植できただけの事かもしれませんが、こと栽培の立場だけから言うと生育は揃っているに越したことはありません。家庭菜園として消費する側から言うと生育がバラついてくれた方が順番に消費して行けるので好都合なのです。F1品種は本当に揃いが良いのを実感します。営利栽培だと揃っていた方が出荷しやすい訳で、今後その方向を目指すのなら生育を揃える技術を極めないとダメですね。家庭菜園として具合良くするにはバラつき栽培の技術?が必要です。固定種の野菜などは普通に栽培するとバラつきます。今年、初めて栽培に挑んだ『天王寺かぶら』は固定種の地方野菜ですが、本当に気持ち良いほど生育がバラついています。食べる側の立場を良く判ってくれているようです。

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