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しいたけ栽培始めました [しいたけ]

以前から興味があってやってみたかった『しいたけ』の原木栽培を始めました。きっかけは行き付けのホームセンターで原木を売ってるのを見つけたからです。このホームセンタは一昨年もしいたけ原木を販売していたそうですが、私が通い始めたのは昨年からですので、知らなかっただけなのですが..。それにしても素人でも原木栽培ができる時代になったんだなあと感慨深いものがあります。私が住んでいる場所は大都市の郊外ですが、しいたけを栽培している光景なんかまず日常的には見ることがありません。昔は栽培するにも情報も少ないので何からどうやって良いものか見当もつかない『手ごわい』作物でした。ところが、今では趣味で素人でもベランデやひょとすると室内でも栽培できる時代になりました。これもいろんな事情があってのことかと思います。最近、スーパーで売られている『しいたけ』は味が昔と違って歯ごたえもないし、うまみが少ないと感じています。どうも昔ながらの原木栽培と言う方法をしてないからだそうです。それは、菌床栽培と言って手間もコストも原木栽培にくらべるとずいぶん画期的な栽培方法が開発されたことにあるようです。この方法、生産サイドから見ると良いことずくめなんですが、消費者サイドから見ると値段は安くなりますが味に関してはかなり劣ります。(と私は思います)まず、歯ごたえが違う。菌床栽培のしいたけは、しいたけ独特のプリプリ感がない。味が薄い。やはり、しいたけは原木栽培に限ります。だから、おいしいしいたけを食べたかったら、自分で作るのです。

原木は2本購入しました。今週の水曜日と木曜日に1本づつ購入して自宅に持ち帰りました。樹種はコナラだそうですが、長さが92cmあります。1本でも5kgは軽くあります。ホームセンタは職場に近いのですが、駅までは徒歩15分くらいありますので手持ちでお持ち帰りは1本が限界です。細いものと太いもの1本づつ購入。太さは違っても値段は一緒です。本格的に栽培するなら、種駒打ち、封蝋、仮伏せ、本伏せなどの作業を経て2年かかります。そこまでは待てないのでこれらの処理を済んだ原木を購入しました。運が良ければ本年中に収穫も可能です。細い原木ははやく収穫が始まりますが、早く終わります。太い原木はその逆。細い原木で先に収穫を楽しんだ後、太い方の収穫が始まれば言うことなしなのですが、そんなに上手く行くでしょうか。運よく今年か来年の春に収穫ができたら、この2本とは別に自分で原木にに駒打ちして仕込む予定です。こちらは2年後の収穫です。実は、運がよければ12月に、玉切り(原木の切りだし)から栽培体験できる地元の栽培体験イベントに応募しました。もし、体験できればまたここで報告しますね。

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売り場で何本も積まれている原木から良さそうな1本を選びますが、何を基準に選んで良いのか正直分かりませんでした。1本目はまずは持ち帰りにラクそうな細い原木にすることにしましたが、その場合でもやはり気になるのはしいたけ菌のまわり具合です。原木の深いところまでしっかりと菌が回っていないと良質なしいたけの収穫は望めません。小口を1本1本チェックして回りのよさそうな1本を選びました。細い方の原木の木口の画像です。白いしいたけ菌が原木の中心近くまでしっかりと伸びています。木の全面に渡って白い菌が広がっている点も重要なポイントです。

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太いほうの木口画像です。こちらも原木の中心部まですごい”白いシミ"状態です。これなら大丈夫でしょう。

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原木は浸水処理をします。24時間程度原木を水に漬けて強制的に含水させます。土曜日の朝浸水処理したので日曜日の朝に取り出して庭の木の下に置いて様子を見ることにします。木漏れ日が入る程度の木陰が良いそうですが、あまり日当たりが良くて乾燥してしまう場所は良くないようです。雨に当たることも重要だそうです。浸水処理に使う水にも水道水は避けて、汲み置きの畑用のポリタンクの水を使いました。落ち葉集め用のポリビニール(90L)に原木を入れたのですが、思ったより原木が大きくポリ袋の口が閉まらない状況。ちょっと焦りました。玄関ポーチのブロックとポリタンクで原木を挟み込み固定してヒモでポリ袋の口を2箇所縛って、なんとか原木の70%くらいが水に隠れる状態までこぎつけました。これ以上は欲張らずにそっと明日まで浸水させます。

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横から見た画像です。原木全部に水が被っていません。今夜にでもひっくり返すことにします。あっ重し忘れた!。レンガ乗せてこよっと!

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明日は念願だった堆肥枠の作成をリポートします。最後は、ようやく発芽したえんどうとそらまめの芽の最新画像です。

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そらまめの芽がかなりデカくなってきました。形が良い芽です。

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こちらは枝分かれする形の原型ができつつあり、次の段階へと進んでいます。

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