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4/5 キタアカリ萌芽続く [じゃがいも]

透明マルチで栽培中のキタアカリが次々と萌芽を始めています。透明マルチをした効果なのかどうか微妙なところですが、しないよりも地温が上昇することは間違いありません。透明マルチで覆われた畝の下とそれ以外の場所では雑草さえも生える勢いが異なりますが、作物がどうかと言うと何とも言い難いところです。萌芽はしても、外気はまだ肌寒く、寒冷紗トンネルでお出迎えしています。それでも萌芽したてもじゃがいもの芽には外気温は低すぎるのではないかとヒヤヒヤしています。

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萌芽は同時ではなく、バラバラです。萌芽の時間差でこの画像のように生育差が発生しています。じゃがいもの栽培も3年目ですが、どういう訳か苦手な部類です。毎年、いろんな工夫をするのですが、どれもあまり効果を実感できません。原因はたぶんですが、じゃがいもの栽培時期にあるのかもしれません。じゃがいもは冬を迎えて、春に向かう1番目の作物です。農閑期で作業が少ないので、じゃがいもの作付けのことばかり考えるので、あれこれ余計な事を思い着いては実行してしまいます。シンプルに栽培できなくなり基本から外れてしまうのは陥りやすい間違いなのです。

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順調に育っている株はこの通り、芽の数も多く葉色も健康そうに見えます。茎はちょっと細い印象です。種いもを切っていないので芽の数は多いし、芽掻きは欠かせません。萌芽したらすぐに発見できるのは、透明マルチならではで都合は良いのですが、雑草も勢い良く生えてきます。どのみち土寄せする予定なので雑草がいくら生えようが気にしていません。むしろ、土にうない込んで緑肥代わりにでもして土壌改良も兼用できるので願ったりと言う側面もあります。

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全体的に見ると細かい芽が数多く出ていて、うるさい印象ですがこれが品種の特性かもしれません、『キタアカリ』は栽培するのが初めてなので何とも言えません。透明マルチを使うのも初めてでとにかく、初モノ尽くしです。透明マルチもいつ頃、剥がすのか基準を持っていません。これから1日ごとに気温が上昇するので、あっと言う間に熱気で障害が出るほどの温度上昇となるかもしれません。早めに撤去するほうが吉かもしれません。じゃがいもは基本的に昼と夜の気温差が大きいほど栽培には適しています。春先の気温が比較的低い時期には絶大な効果が期待できそうですが、もうその時期は過ぎているようにも感じます。

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