SSブログ
じゃがいも ブログトップ
前の10件 | -

5/26 じゃがいも試し掘り [じゃがいも]

2/5にフライング植え付けした『キタアカリ』。透明マルチ効果で3/20には萌芽を確認しました。あれから順調に生育して111日目となりました。地上部も枯れ初めてきたので試し掘りをしてみることにしました。栽培に関しては、ほぼ思い描いた通りに推移しましたが、誤算が1つだけありました。それは赤しその芽が大量に出てきたことです。これは計算外の出来事でした。いずれこの赤しそはまとめて1つの畝に移植して栽培する計画ですが、この赤しその大量発芽のせいでじゃがいもの土寄せができなくなってしまいました。イモが地上に飛び出して青く変色してしまうことを懸念しましたが、どうやらそれは回避できたようです。株元の土を手でそっと掘ってみたら、肌のきれいな白いイモが現れました。イモの大きさはテニスボールより一回り小さい大きさで、物足りないものでした。もう少しの間イモが太るのを待つことにしました。

HI3B4985.JPG

春植えのじゃがいもでしたが、種いもは切らずに丸ごと植付けしました。種いもがシワシワ状態になっているのが画像から判ると思います。種いもに5倍くらいのイモができているので最低限の収穫は実現しそうです。イモの姿や色を見ているとまだまだ若い印象なのでもう少しは大きくなってくれると感じています。キタアカリはこれまで栽培してことがありません。食味がどんなものか大変興味があります。6月の梅雨が明けた頃が収穫どきとなるのでしょうか。収穫タイミングがわかりづらいのはそらまめと共通しています。たまねぎのように倒伏してくれると言うようなはっきりとした兆候があると助かるのですが。

HI3B4986.JPG

1株のキタアカリから収穫したイモです。サイズはまだ小さいですが数はこれだけあれば十分です。残りの株はあと1ヶ月ほどまってから収穫予定です。新じゃがの味を楽しめる季節になりました。例年、不満ばかりが残るじゃがいも栽培ですが、今年こそは少しはまともな収穫を期待しています。少しだけですが期待はできそうです。

HI3B4987.JPG


トラックバック(0) 

4/24 じゃがいも好調 [じゃがいも]

毎年、苦戦しているじゃがいも栽培なのですがなぜか今年は今のところ好調に見受けられます。植え付け後の萌芽こそ揃いが今ひとつでしたが、その後の生育は旺盛です。何よりも茎の太さが太くてたくましい株に成長しています。株のそばに赤しそが大量に発芽してきているので土寄せがやりづらいことを除けば今のところはケチのつけるところがありません。じゃがいも栽培は短期決戦型なので栽培はスピード感を強く感じます。おまけに収穫するイモは地下にあって、掘り上げるまで見ることはできません。地上部が繁って黄色く枯れ始めたら収穫するのですが地上部が育ち始めてからはあっと言う間で毎年、記憶に残りづらい野菜栽培です。

HI3B3907.JPG
トラックバック(0) 

4/19 じゃがいも生育状況 [じゃがいも]

じゃがいもは短期決戦型の作物ですので、悠長に構えているといつの間にか大きく成長してしまい、生育過程を記録に残すことができなくなります。種いもを植え付けてから萌芽するまでは1ヶ月ほどかかりますが、いざ萌芽してから収穫まではものの2ヶ月ほど。ああ、少し大きくなったなあなどと思っているうちに、あっと言う間にもうそろそろ収穫かなあと言うところまできてしまいます。土寄せしたりの管理作業はあるのですが、家庭菜園でつくる程度の量だと土寄せなど取るに足らない作業です。移植ごてでもすぐ済んでしまうほど。何なら手で土寄しても良いくらいです。ただ、今年はちょっとやっかいな事が発生しています。下の画像は2/19に植え付けした『メークイン』の畝です。

HI3B3662.JPG

そのやっかい事とは、じゃがいもの畝に赤しその芽が大量に発芽している事です。立ち鎌で土寄せなどしたら、せっかく発芽した赤しそをむしりとってしまうことになります。もう少し赤しそが大きく育てば、どこかに移植も可能なのですが、まだ、3cmほどの大きさなのでそうも行きません。かと言って、移植可能なサイズまで赤しそが育つのを待っていたら、たぶんじゃがいもの土寄せのタイミングを逃してしまいます。これは困った事です。例年だと今頃には赤しその芽は出てこないのですが、今年はじゃがいも畝に透明マルチを貼ったことで、早い時期に発芽したようです。しそは構えて種まきすると発芽しないで思惑を外されてばかりですが、こぼれ種は本当に良く発芽します。最も、こぼれ種とは言っても今、発芽しているのは私が『花咲じいさん方式』と呼ぶ一風変わったやり方の種まきです。まるで、花咲じいさんが灰を撒くように畝の通路を歩きながらしその種を撒き散らします。それだけなのです。種まきと言うとつい、土を被せてしまいがちですがこれをすると発芽しづらくなるようです。今年は加えて、透明マルチなどを掛けたものですから地温が3月から上昇して発芽条件が露地環境の割りは早くから揃ったようです。猛烈に発芽しているのは2/5に植え付けしたこの『キタアカリ』の畝の方です。

HI3B3663.JPG

家庭菜園を始めて最初に種まきした作物がこの赤しそでした。何とも難しい作業を最初にしたものだと思います。3年も前の事ですが、今ではなつかしく感じます。我が家では毎年、夏にしそジュースを作っていて、赤しその葉を買ってきていました。梅干しも作っていて梅酢に色づけする赤しそも必要で毎年、結構な分量の赤しそを購入していました。梅も庭で実るので今では梅干は完全自家製で完結している食品となっていますが、当時は今のような状況はまず考えられないものでした。赤しそは育ててみると成長がやたら遅く、やきもきしたものです。今年は発芽も早いので収穫時期も例年より早まりそうです。じやがいも畝で大量に発芽した赤しそですが、何とか上手に移植して活かしたいと考えているところです。

HI3B3693.JPG

育てても思い通りには育たない赤しそですが、こぼれ種からだと見事に栽培?できる不思議な植物です。但し、こぼれ種で毎年栽培する為には、毎年、花を咲かせ、種が入るまで株を撤収することができません。畝を長期間占領されるしあまり喜ばしい事ではありません。しかし、自家採種で年々、育てることができると年を経るにつれて葉色や葉の大きさ、成長具合などが少しづつ変わってくるのが面白いところです。自分の畑の環境に適した株に自動的に選抜されている事になります。また、赤しそは自家採種を繰返すうちにすこしづつ先祖返りしているようにも感じます。赤い色も葉の裏がより赤くなり、表の色は赤い色素が少し抜けるようになってきています。いわゆる裏紅種に近づいているように感じています。味も風味も年々、良くなっています。葉も柔らかくなってきています。

HI3B3698.JPG

この画像なんかを見ているとじゃがいもを収穫した後、そのまま赤しその畝にしてしまう手もあるかなと感じます。このままの状態でどのようにして土寄せするかが工夫が必要なところ。移植ごてを手に慎重に赤しそを傷つけないように土寄せできないものかと思案です。土を客土してそーっとじゃがいもの株元に土を盛る手もあるかな?なんぞとも思ったりもしています。

HI3B3697.JPG
トラックバック(0) 

4/5 キタアカリ萌芽続く [じゃがいも]

透明マルチで栽培中のキタアカリが次々と萌芽を始めています。透明マルチをした効果なのかどうか微妙なところですが、しないよりも地温が上昇することは間違いありません。透明マルチで覆われた畝の下とそれ以外の場所では雑草さえも生える勢いが異なりますが、作物がどうかと言うと何とも言い難いところです。萌芽はしても、外気はまだ肌寒く、寒冷紗トンネルでお出迎えしています。それでも萌芽したてもじゃがいもの芽には外気温は低すぎるのではないかとヒヤヒヤしています。

HI3B3011.JPG

萌芽は同時ではなく、バラバラです。萌芽の時間差でこの画像のように生育差が発生しています。じゃがいもの栽培も3年目ですが、どういう訳か苦手な部類です。毎年、いろんな工夫をするのですが、どれもあまり効果を実感できません。原因はたぶんですが、じゃがいもの栽培時期にあるのかもしれません。じゃがいもは冬を迎えて、春に向かう1番目の作物です。農閑期で作業が少ないので、じゃがいもの作付けのことばかり考えるので、あれこれ余計な事を思い着いては実行してしまいます。シンプルに栽培できなくなり基本から外れてしまうのは陥りやすい間違いなのです。

HI3B3010.JPG

順調に育っている株はこの通り、芽の数も多く葉色も健康そうに見えます。茎はちょっと細い印象です。種いもを切っていないので芽の数は多いし、芽掻きは欠かせません。萌芽したらすぐに発見できるのは、透明マルチならではで都合は良いのですが、雑草も勢い良く生えてきます。どのみち土寄せする予定なので雑草がいくら生えようが気にしていません。むしろ、土にうない込んで緑肥代わりにでもして土壌改良も兼用できるので願ったりと言う側面もあります。

HI3B3009.JPG

全体的に見ると細かい芽が数多く出ていて、うるさい印象ですがこれが品種の特性かもしれません、『キタアカリ』は栽培するのが初めてなので何とも言えません。透明マルチを使うのも初めてでとにかく、初モノ尽くしです。透明マルチもいつ頃、剥がすのか基準を持っていません。これから1日ごとに気温が上昇するので、あっと言う間に熱気で障害が出るほどの温度上昇となるかもしれません。早めに撤去するほうが吉かもしれません。じゃがいもは基本的に昼と夜の気温差が大きいほど栽培には適しています。春先の気温が比較的低い時期には絶大な効果が期待できそうですが、もうその時期は過ぎているようにも感じます。

HI3B3012.JPG


トラックバック(0) 

3/30 メークイン萌芽開始 [じゃがいも]

2/25に植えつけたメークインが萌芽しました。確認できたのはたったの1株だけです。植えつけ時の画像で確認したら、いちばん大きな種イモでした。植え付けから30日での萌芽です。昨年もメークインの植え付けを2/27にしましたが、萌芽の確認ができたのは4/10なので40日ほど要しています。昨年はマルチなし植え付けでしたので、今年の春先の寒さを考慮すると、今年、初めて導入した透明マルチの効果はあると言えそうです。昨年は方がから76日、植え付けから119日で収穫しました。今年も昨年とほぼ同時期での収穫になりそうですが、透明マルチの効果でどの程度収穫を早めることができるかここも見どころです。

HI3B2787.JPG

萌芽を最初に発見したのは3/25でした。昨年はマルチなしで植え付けから40日、今年は透明マルチ栽培で植え付けから29日で萌芽です。萌芽後も透明マルチの地温上昇効果で生育はスピードアップが期待できそうです。
画像は3/25に発見した際の萌芽の様子。透明マルチならすぐに萌芽が発見可能です。黒マルチだとなかなかこうは行きません。ただ、外気が低温のこの時期だと黒マルチならマルチに守られて保温効果は期待できるかもしれません。透明マルチだと万が一、萌芽に気づかない場合、保温効果も期待できますが、熱で芽が痛むリスクも同時に抱えることになるようにも思います。

HI3B2619.JPG







トラックバック(0) 

3/20 じゃがいも萌芽開始 [じゃがいも]

2/5に種いもを植えつけたじゃがいも。キタアカリを今年初めて栽培します。今年は、透明マルチ栽培を始めて試しています。黒色マルチの栽培は見かけたり、聞いたりもしますが透明マルチは珍しいかもしれません。理屈の上の話ですが、地温の上昇効果は黒色よりも透明の方が高いと聞きますから透明にしたのですが、萌芽した時には見つけやすかろうとも考えました。透明マルチは雑草も良く生えますが、どうせ土寄せする時に雑草もろ共削ぎ落とすので結局、黒色マルチと大差なしと考えています。ただ、これから先、気温が上昇してくるとまた別かもしれません。途中から黒色マルチにチェンジなどと言う選択肢もあるかな?とも想像しています。発見した萌芽は現在2つですが、これから次々と萌芽する度に発見してはカッターでマルチに切れ込みを入れる必要があります。この作業が遅れると透明マルチの下で高温で芽が痛むのではないかと懸念しています。毎朝のチェックが欠かせません。また、地中や地表面はマルチの効果で暖かくなっていますが、外気はまだ低温状態なので、萌芽した芽が低温障害を受ける不安もあります。寒冷紗トンネルを早々に準備しました。


HI3B2561.JPG
トラックバック(0) 

2/19 じゃがいも植え付け(2畝目) [じゃがいも]

2/19(日)には夕暮れ迫る中で、慌しいくじゃがいもの植え付けをしました。にんじん畝の収穫の跡地2mほどの畝が空いたためですが、用土の少ない宅地菜園でもにんじんの栽培にと比較的たっぷりと堆肥を積み上げた畝を建てていました。じゃがいもの栽培には好都合です。夕暮れまで許された作業時間は僅かでしたが、そこは何度もこなした経験ありのじゃがいも栽培です。手際良く植えつけ作業を進めて行きました。ただ、慣れた作業とは言ってもそれほど細部まで丁寧な作業は不可能です。こだわりのある部分は詰めきれず、およそ一般的な一通りの植え付け作業に終始しました。

HI3B2062.JPG

植え付け品種はメークイン。調理がラクで作ると台所から喜ばれる品種なので、毎年、外せない品種です。2mちょっとの畝ですので1kgの種いもすべては植え付けできません。残りはまた場所を見つけて植え付けることにしましょう。時期はまだ2月で急ぐこともないかもしれませんが、できるだけ早く植え付け作業を終えて6月頃には早く収穫してまた、畝を早く空けて秋栽培に向けてという好循環の波に乗りたいと言うところです。

HI3B2058.JPG

植え付け方法は一般的な溝を掘るやり方になりました。クワの幅で深さは15cmほどです。種いもは数も余りそうなので切らずに丸ごと植えつけです。これなら安心感があります。袋には1kgで11個の種いもが入っていたので1個あたりは100g弱と言うところです。種いもとしては十分な大きさですので萌芽すれば芽かき作業が大変かもしれません。

HI3B2061.JPG

畝の用土はチップ堆肥100%です。にんじんの栽培で元肥は入れてありましたが、収穫後に耕してもどこに肥料があったかは判らないほどだったので、肥料分はゼロと考えてよさそうです。用土の分量も多いのでじゃがいも栽培では新たに肥料を入れる方が良さそうと判断しました。正しいかどうかはわかりませんが、じゃがいも栽培は痩せた土地でも可能と根拠のない先入観がありました。間違っているか、正しいか?チップの腐植分100%の用土がどのくらい肥えた土なのか肥沃と言えるのかいくつか野菜を栽培してみた結果、改めて判らなくなってきました。

HI3B2060.JPG

種いもの間隔は30cm確保し、牛ふん堆肥を種いもの間に4掴み置いてゆきます。じゃがいも専用日肥料を一掴み牛ふん堆肥と混ぜました。これだけ肥料分の分量が多いと種いもが腐らないか少し不安ですが、できるだけ種いもに直接触れないように注意です。じゃがいもの肥料は比較的生育初期に肥効を効かせる方が良いように感じます。土寄せ時に追肥と言うのが一般的な考え方のようですが、元肥え重点で栽培してみることにしました。

HI3B2064.JPG

土を埋め戻しレーキで土を均します。透明マルチを掛けるので畝は建てずにフラットにしました。植え付けの深さは考えていたよりもちょっと深めになりましが、まだ寒い2月の事ですし土が凍結する可能性もあります。結果的に良かったかもしれません。15cmの深さなら土寄せもそれほど躍起になってする必要もなさそうです。

HI3B2065.JPG

植え付け作業の日は外気が10℃くらいでしたのでそれほど厳寒のイメージはありません。せっかく透明マルチをしても朝方の低温で結露し結露が凍結するというすさまじい現象を確認しました。透明マルチをしてもそこまで寒い環境ではあまり効果は感じられません。効果の狙いもその辺りを考慮した上で施すことも重要なようです。

HI3B2066.JPG
トラックバック(0) 

2/9 種イモ買い直し [じゃがいも]

ミニ温室内で催芽作業していて結露被害を被らせたじゃがいも種イモ。『メークイン』と『男爵』の種イモを買い直しました。せっかく購入した種や苗を管理の不注意でダメにしてしまうことはこれまでの何度もありました。悪いクセと言うか知識不足も良いところです。この時期、ミニ温室は寒風が当たるもを防ぐには好都合なので、すぐに頼ってしまいがちですが、利用するに際しては慎重かつ十分な注意が必要です。温室内はとにかく結露が激しい場所です。湿気を嫌うものはたとえ、低温に晒すことを避けたいものでも控えるべきです。現在、温室内ではぼかし肥料を仕込み中ですがやはり結露でかなり湿気が充満しており影響を受けています。温室内は雨水を被らずに済む点は好都合ですが肥料の仕込みにはあまり適していないかもしれません。

HI3B1895.JPG

種イモは『男爵』と『メークイン』を1kgづつ購入。既に植え付け済みの『キタアカリ』1kgと合計で3kgの種イモを準備済みです。『男爵』と『メークイン』はどこに植えつけようかアテがありません。レタス畝の後が候補地ですが、レタスの収穫がいつ頃終わるか予測がつきません。レタス畝は4mほどなので、植え付けができたとしてもおそらく種イモ1kg分がせいぜいでしょう。しかもじゃがいもの植え付けに使うと春夏野菜の植え付け場所がなくなってしまいます。ホントに場所不足に泣かされ通しです。作物の種類を増やす代わりに植え付け面積を減らすか、作物の種類を減らして植え付け面積を増やして収穫量の増大を狙うか。悩みますなあ。

HI3B1897.JPG





トラックバック(0) 

2/8 植え付け後のじゃがいも [じゃがいも]

2/5に植え付けたじゃがいも。品種は今年はじめて栽培する『キタアカリ』。植え付け後に透明マルチ掛けしてますが、植え付け翌日から雨と雪が降り続いています。マルチ掛けしたのは大正解とヒザを打ったところですが、雪と低温の影響はないものか心配になってきました。出勤前の時間帯ですので、外気温は氷点下。透明マルチの内側は完全に結露しており、畝の表面の土の色や様子は透明なのに見ることができませんでした。透明マルチの表面にはわずかな凹凸があるのでくぼみに溜まった雨水が結氷していました。手で割ってみると1mmくらいの氷になっていました。これではいくらマルチで被覆していても土壌温度の上昇はとても期待できそうにはありません。せめて、晴天で太陽が顔を出さない限り期待するような展開にはなりそうにありません。

HI3B1855.JPG

植え付け直後の畝の土が雨水で浸水することはマルチで防ぐことができているように見受けられますが、外気との温度差によってマルチ内部で大量の結露が発生しています。雨水ほどの量ではありませんが、それでも一定量の水分が畝の表面に広がっていることが考えられます。透明マルチの使用自体が初めてなのでこれが問題ある状態なのか?、問題はないのか?比較する基準となる経験、実績がない分判断ができません。黒色マルチでも似たような現象が発生するのでしょうが、色が黒い分わかりにくいだけかもしれません。透明でマルチの下の様子が見えやすい分、余計?な心配が増えてしまいます。雨水の浸入程度にしてもマルチのない畝の外の部分(通路)からは雨水の侵入があえ得ます。頭の中で組み立てた理屈と実際に現場で起こる現象が果たして一致しているものかどうか。慣行栽培ではない、試みの多い栽培ですので毎回手探りばかりです。楽しいと言えば楽しいですが、結果が悪いとさすがに落ち込みます。

HI3B1856.JPG
トラックバック(0) 

2/5 じゃがいも植え付け [じゃがいも]

例年、2月末に植え付けをするじゃがいも。今年は植え付け時期を大幅に早めることにしました。理由は例年、収穫が6月から7月になるので梅雨に入ってしまうのが困るからです。じゃがいもの収穫は雨が降ったり、雨後の畝の土が湿っていると収穫作業に差し支えます。収穫できなくはないのですが、泥だらけになって収穫したじゃがいもの保存状態も悪くなります。早く植えつけたから早く収穫できるものなのか自信はありません。試してみるしかありません。地元の人から聞いた範囲では早く植えれば幾分早めに収穫できるようです。2月初の植え付けで今年は5月末が収穫目標です。

HI3B1825.JPG

植えつけた種いもは『キタカリ』です。浴光促芽処理中の『メークイン』と『男爵』はミニ温室内で結露で水浸しの被害を受けいもが部分的に柔らかく変質してしまいました。保管の大失敗です。これを教訓として今後に活かさねばなりません。運良くと言うべきか『キタアカリ』の種いもを購入してあったのでこれを植え付け用種いもにすることにしました。『キタアカリ』は初めて栽培する品種です。食味が良いとのウワサなので楽しみです。ただ、煮崩れ安さは『男爵』以上との情報もあります。これに関しても実際に調理して確かめてみることにします。

HI3B1821.JPG

これが温室の結露水で被害を受けた種いもです。苗箱にレジ袋を敷いて入れてあったのですが、これがさらに事態を悪化させたようです。新聞紙などの湿気を吸い取る性質のモノならまだマシだったのですが、レジ袋では水が抜けなくて溜まってしまいます。触診してみると水に触れていた部分が軟らかくなっていました。ミニ温室を導入して便利に感じてつい不注意な利用をしてしまったかもしれません。来年も同じ失敗を繰返さないように記録しておこう!。

HI3B1819.JPG

ミニ温室には入れないようにして、苗箱には米袋を切って敷くことにしました。種イモとして利用できるかどうかはしばらくこのままにして発芽するかどうか様子を見ることにします。少しでも発芽が確認できたら植え付けることにしました。今後は、光は届きませんが湿気の入らないガレージの中に保管することにします。さらに、困ったことにじゃがいもシリカが見つかりません。現在、ガレージの中の整理整頓が行き届いておらず、頻繁に菜園資材が行方不明になって困っています。春の植え付けシーズンまでにガレージの整理整頓、大掃除を敢行しなくてはなりません。行方不明になっている肥料などの資材は他にもいくつかあります。

HI3B1838.JPG

今年のじゃがいも栽培はマルチ栽培を試します。マルチも黒ではなく透明。土壌温度の上昇効果が黒より高いもが選択理由ですが、それだけではありません。じゃがいもの場合は萌芽した時にわかりやすいというメリットもあります。黒マルチだと萌芽してすぐには気が付きにくい恐れもあります。うっかり気づかずに土壌温度が異常上昇した場合にはせっかく萌芽した芽もダメージを受けて溶けてしまう恐れもあります。透明マルチなら萌芽した直後から発見しやすいメリットを想定しています。

HI3B1822.JPG

植え付け時には肥料と牛ふん堆肥を混ぜて施用することにしました。普段はめったに牛ふんを使うことはないのですが、肥料を単独で使うよりは堆肥と混ぜることで種イモへの刺激も和らぐようなイメージがあるので使うことにしました。それも、牛ふんだけでなく発酵済みの堆肥であればさらに安心して使えます。種いもを土中で腐敗させてしまうことが最も心配です。考え方としては植え付け時には無肥料で、発芽後の第一回の土寄せで肥料を入れると言う案も考えました。ただ、この場合は有機肥料だと分解して植物が吸収可能となるまで時間がかかるので植え付け時に入れることにしました。

HI3B1823.JPG

種いもは30cm間隔で溝に置いて行きます。例年の植え付けの溝切りは、せいぜいクワの幅くらいなのですが、今年はやや広めに取りました。理由は溝だと種いもから見ると、2方向にしか肥料がありませんが4方向、いや全方位に肥料と堆肥が来るうようにしたかったからです。もうひとつは肥料の高さです。マルチ栽培の場合は土寄せなしを前提に深めに植え付けをするという考え方もありますが、今回はマルチ栽培と言っても土寄せをする前提の透明マルチ栽培です。植え付けの深さはどちらかと言うと浅めです。萌芽までの時間を極力短縮したいと言う思いもあります。種いもを切って使うことも予定していましたが、せっかく購入済みの『じゃがいもシリカ』が行方不明ですし、種イモの数も十分足りているので丸ごと植えつけることにしました。

HI3B1824.JPG

溝を掘って種イモを30cm間隔で置いたら、種イモの周囲を四角く牛ふん堆肥で囲むように播いてゆきました。牛ふん堆肥は40Lの袋の40%ほどを使いました。畝の長さは4.3mあり、30cm間隔で植え付けましたが、合計17個の植え付けとなりました。1kgの袋でしたが種イモは2個余りました。もったいないので、袋栽培でもして使い切ろうと思います。種イモは19個も入っていたことになります。1個平均52gの計算ですので丸ごと植え付けできるサイズだったことになります。種イモのサイズは大きいほうが良いのか、小さい方が良いのかですが、どちらも変わりないように思います。大きな種イモの方が栄養も豊富で、大きな芽が出てきそうにも思いますが、その分、芽の数も多いしイモを切って使うので結局同じ事のようにも思います。

HI3B1828.JPG

種イモの四方に堆肥とじゃがいも専用肥料を播きました。専用肥料は濃度がわからないのでちょっと控えめの気持ちで投入しました。堆肥も肥料も種イモには直接触れないように注意しています。じゃがいもは種イモより地上に近い高さにできますが、肥料は種イモと同じ高さに入れました。少し土を被せてから少し高めの位置に肥料を入れる案も考えていました。結局、それは試しませんでした。肥料に触れるのはイモではなく根ですから種イモから伸びた根がどこに向かうのか?の方が重要と考えたからです。

HI3B1829.JPG

今回の植え付け畝はブロッコリーを栽培していた場所です。ブロッコリー栽培時には種かすや熔リンを結構しっかりと施用していました。ほとんどはブロッコリーが吸収して残っていないと考えています。じゃがいも栽培の肥料の考え方には自分の中ではまだ迷いがあります。一般論としてはじゃがいも栽培には肥料は少なめが定説ですが、これまでのところその考え方を実践すると収穫量が思ったほど得られませんでした。今回はしっかりと肥料を入れて栽培してみることにします。ただ、昨年の秋じゃが栽培ではチッソ過多だったのか徒長して株が倒れてしまった経験があるのでそれも問題かと感じています。

HI3B1831.JPG

堆肥と肥料を入れ終わったらレーキでやさしく土を被せてゆきました。こう言う『ふわっとやさしく』的な作業はレーキが得意とするところです。アメリカンレーキは日本古来の農具にはなかったものですが、私にとってはとても重宝な農具です。この農具がなかったらこれまで家庭菜園を気持ちよくやれてこなかったと断言できるくらいです。クワだけで何でもやれてしまう技術を持った人はすごいなと感心してしまいます。特別自分が不器用だと思ったこともないのですが、レーキに慣れてしまったらクワの扱いがいつまでたっても上達しません。反対側から撮影して土を被せた分量を画像で記録しておきたいと思います。

HI3B1833.JPG

決して深い植え付けではないことを記録しておきたいと思います。今週は雪や雨が多くて土が湿っていると決め付けていたのですが、昨日、土を耕したところ意外にも土が乾いていました。そう言うこともあって今日植え付けを決行することに決めました。土の量が少なくて苦戦続きの宅地菜園ですが、じゃがいもの栽培などは土不足だと栽培が不利となり、最も苦手な部類だと言えます。土づくりには終わりはありません。作物を栽培しながらも土づくりに良いと思えることはできることは何でもやって行きたいと考えています。

HI3B1834.JPG

土をすべて埋め戻した状態ではほとんどフラットな状態で畝は建っていません。かろうじて起伏が確認できる程度です。なだらかな丘と言うくらいの高さにしかしていません。萌芽後には土寄せをするつもりです。透明マルチはその際剥がしてしまうか、黒マルチに替えるか?いや、黒マルチに替えるのは多分できないように思うので、透明マルチのまま収穫まで行くか、4月に入ってから透明マルチを剥がすかのどちらかになると思います。すべては育ち具合を見て決めることになりそうです。マルチの心配をして迷うより重要なのは、もし3月中旬までに萌芽したら芽を霜から守るためにトンネルかベタがけかを忘れずにすることです。

HI3B1835.JPG

透明マルチを使うのは初めての事なのでかなりドキドキ感、新鮮な雰囲気があります。土壌の温度上昇効果もどの程度か確かめてみたいと思います。マルチ栽培は土壌温度上昇もありますが、雨水の浸入を防げるメリットもあります。3月は菜種梅雨と呼ばれるほど雨の日が多いものです。毎年、3月に雨の日が多いと植えつけたじゃがいもが心配になる日が続きます。今年はその不安も少しは解消しそうです。今年は栽培方法を大きく変えたので不安もありますが、期待も同時に大きいものがあります。他の品種も違う植え付け方法で植え付けていろんな栽培方法を試してみたいと思います。何が良いかは試してみるしかありません。

HI3B1837.JPG


トラックバック(0) 
前の10件 | - じゃがいも ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。