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2/4 じゃがいも栽培準備 [じゃがいも]

1月から2月にかけての菜園作業は毎年、肥料づくりとじゃがいも栽培くらいしかやることがありません。割りと暇な時間が続くのですが、本来はこの時期に3月以降の春夏野菜栽培の準備を周到に行うことが肝要なのです。ところが、菜園には、たまねぎ、いちご、そらまめ、などの冬越し栽培の野菜が畝を占領している最中で、時間に余裕があっても、土づくりをすることは意外にもできない事が多いというやっかいな期間でもあります。今週1週間雨や雪が降らなければじゃがいもの植え付けをするつもりでした。土が乾いていた方が都合が良いからです。ところが、今週雨天が2日、今日は朝から雪でまた1週間先延ばしか?と言う状況です。種いもも、じゃがいも肥料も買い揃えが終わったのでいつでも作業可な状態です。早く、植え付けしたい気持ちなのですが、さてどうしたものか。昨年、2/26に植え付けをしたのですが、発芽したのは4月10日過ぎでした。結局、早く植えても、発芽時期は同じなのではないのか?との疑念払拭できないまま年越しを迎えました。明日の日曜日の天候もわからないまま、とにかく一度、畝を耕しておくことにしました。クワを入れてみると意外にも畝の中は乾いた状態でした。これなら植え付けも可能なのでは?と思わせるほど。

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既にメークインを1kg、男爵を1kg計2kgの種いもを購入済みなのですが、もう1品種キタアカリを栽培してみたくなり、2/2に1kg購入しました。このキタアカリだけホームセンタでの購入です。地元の方から聞いた話ですが、米を栽培する農家では、6月が忙しいのと田んぼでじゃがいもを植える人もいて1月の終わりには種いもの植え付けをするそうです。収穫は5月の末ごろだそうでこの時期なら田植えにも間に合うとの事です。1月とはまたえらく早い時期だと驚きましたが、早く植えつければ早く収穫できると言う事実も知ることができました。本当かどうかは実際に自分で身を以って試してみるのが一番。今年は昨年から1ヶ月早い植え付けを試すことにしましょう。5月末の収穫が実現するなら、収穫後にかぼちゃやきゅうりの2番手の植え付けも行えます。畝の面積からするとたまねぎがやたら多いのですがこれは収穫が6月です。6月に畝が空いてもその後植えつけ可能な野菜は限られてきます。たっぷり収穫量が欲しい野菜が中途半端な時期に畝が空くという不都合をなんとか解決したいものです。

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2/1 じゃがいも専用肥料 [じゃがいも]

今年はじゃがいも栽培に専用肥料を使用することにしました。人それぞれに野菜栽培では無意識のうちに陥るクセがあるようですが、私は肥料不足に陥ります。有機野菜栽培に漠然としたあこがれがあるので、どうしても化成肥料や肥料そのものもできるだけ控えめになってしまいます。ところが、いくら有機栽培と言っても余程の達人でもない限り、肥料をほとんど入れずに立派な野菜を育てることなど容易ではないのですが、そう言うところだけをマネしようとするのは悪いクセだと思っています。購入した肥料はじゃがいも専用肥料とはなっていますが、さつまいもにも使えるようです。10kg入りなんて家庭菜園にしては大量に買い込んでしまいましたが、足りなくなるよりは良いでしょう。今年は肥料を充実させてじゃがいも栽培に挑む計画です。

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袋の裏を見ると肥料成分の表記がありました。いわゆるNPK(チッソ、リン酸、カリ)成分の配合比率です。当然、チッソの相対比率は低く、リン酸とカリ分が突出した配合となっています。あらかじめ比率を調整済みの肥料を使えば自分で肥料成分を調節する手間は省けます。将来的には自分で単肥を組み合わせて比率を操れるようになれればと思います。

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袋の裏側には栽培方法のポイント解説もあり、栽培技術情報の貴重な情報源です。記載内容をどのくらい汲み取れるかも重要なところです。3年間野菜栽培をしてつくづく感じるのは基本を守ることの重要さです。知識として知ってはいてもすべての基本をきっちりと守って栽培するのは意外と難しいものです。作物によって栽培期間の長短はありますが、その中でも最も短い部類に入るじゃがいもです。集中力を途切れさせないで基本をきっちりと守ることを徹底しなきゃいけません。今年こそ、納得の行くじゃがいも栽培を実現させたいと思います。

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1/27 種いも購入 [じゃがいも]

今年のじゃがいも種芋事情は、ホームセンタでの情報によると品薄らしいのですが、本当なのでしょうか?じゃがいもの種いもの販売開始時期は年々、早まってきており今年など正月の初売りで既に店頭に並んでいました。確かにこの時期はホームセンタの園芸売り場では商品ラインナップがどうしても少なくなる時期なので、少しでも早めに店頭に並べたいという思いは理解できますが、買う立場からするとあまりに早すぎて、一体、植え付け時期がいつごろが適正なのかわからなくなってきます。売り出し開始から種いもを購入すると、購入後1ヶ月以上も購入者が保管しなくてはなりません。保管中の注意も必要ですし、できれば業者のきちんとした施設内で保管した上で植え付け適時の直前で売り出すのが望ましいと思いますが、皆さんはどう感じられますか?

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さて、今年の栽培品種は『男爵』と『メークイン』と言うオーソドックスな結果となりました。それぞれ1kgを購入。h購入先はホームセンターではなく種苗店です。ホームセンターでも良いのですが苗や種などもモノによってはあえて種苗店での購入を意識するものがあります。合計2kgの植え付けでは本当は物足りないのですが、とにかく70坪-(車庫スペース+柿の木スペース+松の木スペース)程度の宅地畑なのでこれが限界です。それどころか、どうやって2kgの種いもを植えつけるか悩むところです。

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植え付け予定地は既に準備作業に入っています。ブロッコリー栽培畝だった場所です。チップ堆肥を一輪車に6杯分投入しました。昨年、チップ堆肥の分量が多い畝で秋植えじゃがいもを栽培したのですが、徒長して倒伏、収穫量も期待したほどではありませんでした。肥料分が過剰だったのでしょうか。どうもじゃがいもは上手に栽培できないようで苦労の連続です。さつまいもも同様ですが、栽培が比較的簡単と言われている野菜ほど、意外に結果がでないという皮肉な現象が連続しています。今回こそは満足行く収穫を得るべく張り切っているのですが、さて結果はどうなることやら。

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購入した種いもは植え付け時期まで保管することになりますが、今年は雨に濡れずに日に当てることが可能なミニ温室と言う便利な設備ができたので幸いです。種苗箱に移してミニ温室の中で日に当てることにしました。温室と言っても0℃以下になることのある場所なので果たして適切なのか?と言う疑問も湧いてきます。理想とは言えませんが、まあ悪くもないと言えるでしょう。

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現時点で良いも悪いも結論が出ないので、まず、今年はここで浴光催芽してみて判断しようと考えています。今年のじゃがいも栽培はこれまでの失敗を踏まえてかなり栽培方法を工夫しようと考えています。マルチ栽培も試したいし、肥料の投入、畝の形、色々ありますが、溝を掘って植えつける方法を今年は止めようと考えています。理由は、溝は直線だからです。肥料を効かせるとしたら線ではなく面が良いはず。根の伸びる先に効率的に肥料を置く、かつ、イモにも直接触れないでと言う条件をどうやったら実現できるか?と考えています。イモは種いもの上にできますが、栄養は根から吸収されます。根はどこに伸びるのか?等などかなり煮詰って考えています。

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1/22 じゃがいも畝の準備 [じゃがいも]

ブロッコリーの撤収作業の後は、続けてじゃがいも畝の準備作業となりました。まずは、マルチを剥がした畝の用土をクワで耕してゆきます。この時期にしては、気温も高くて作業しやすい陽気も手伝って、快調にクワをふるい始めましたが、どうもクワが重い感じです。前回、クワの手入れをして以来、半年以上手入れをしていないことに気づきました。手入れを怠っていたようです。やはり、半年に1度くらいは手入れをきちんとして、小さな力でも効率良く畝を耕せるようにしないくてはなりません。手入れを怠っているようでは満足な栽培はおぼつきません。早速、クワの研ぎ作業を始めることにしました。

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畑に常備している鎌研ぎ用の砥石を取り出しました。クワを研ぐには少々、小さい印象ですがこれしかないのでとりあえずあるもので研ぎ作業をすることに。クワ研ぎ用の砥石も常備するようにしないとダメだと痛感。クワ研ぎ用の砥石なんてあるのか?と素朴に疑問ですがあちこち探してみることにしましょう。台所の包丁は2ヶ月に1度のペースで研ぎをしていますが、これも機械や動力は使わずに手研ぎをしています。せっかくなのでグラインダを導入しても良いなあなどと考えたりもしますが、それでは少々大仰な感じもします。クワは刃物ではないのでそれほど鋭い刃付けは不要ですが丸く磨り減った刃先では作業はやりづらいです。

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研ぎ作業を終えたクワの刃先ですが、このくらい研ぎができればかなり違うはずです。クワなんて研ぎが必要と考えていない方もおられるでしょうが、知らず知らずのうちに切れが悪くなってくるのに気づかずに使っている方も多いのではないでしょうか。クワは研いで使いましょう。実際に研ぎ作業の後のクワの使用感は大きい違いを感じました。とにかく、サクサク感があって小さな力で耕すことが実感できました。これからはこまめに研ぎをすることにしましょう。

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一通り畝を耕した後は元肥に熔リンを投入することにしました。正直、分量が良く判らないので肥料袋に記載されている基準分量から割り出したのですが単位がa(アール)当たりなので規模が違うと言う感じです。とにかく、最後は勘となるので手箕に画像の分量を取り分けて投入することにしました。それほど大量ではない分量と言う印象です。

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畝の上に熔リンを撒いて行きました。画像で緑色にうっすら見えるのが熔リンですが、畝に撒くとけっこうな分量に思えました。肥料の投入をするのが栽培で一番悩むところです。客観的な基準を持ちえていない現状では、それも当然で土壌の診断を定量的に行うことをしない限り、いつまで経っても前作の生育から推定して分量を決めるしか手立てがありません。早く土壌の肥料分を測定できる客観的、定量的な基準を確立することの重要性を感じます。

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今回は草木灰も入れることにしました。手元に保管してある草木灰をすべて入れることにしました。もっと分量があればたくさん入れたかったのですがこれだけしかないので仕方ありません。冬の間にたくさん製造しておかないといけません。籾殻薫炭でも良いので仕入れておかないと。籾殻薫炭はぼかし肥料づくりにも役立つので常備しておくと良いですね。理想的には自家製でつくれたらと思いますが、住宅地ではなかなかそれも困難と言うところです。

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ブロッコリー栽培の後作として、じゃがいも栽培をするには畝の用土が少なすぎます。じゃがいも栽培が2度の土寄せを行うので私の畑の場合、他の作物栽培よりも用土を水増し?しなくてはいけません。現状で取りうる手っ取り早い対策は堆肥を持ち込んで用土をボリュームアップすることです。早速、一輪車で6回分の堆肥を運び込みました。ただし、この堆肥は分解しきれていない小枝が山ほど含まれているので一つ一つ手で取り除かなくてはなりません。気の遠くなるような作業ですが、地道にやるしかありません。

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元々あったブロッコリー栽培時代の用土と堆肥をクワで丁寧に混ぜて行きます。どちらかと言うと白っぽい前作時代の土に真っ黒な堆肥をブレンドして行くと中間色の用土が出来上がって行きます。硬く有機腐植分が少ない鉱物質に近い砂質の用土が、堆肥をブレンドされることでフカフカ感を増した用土に変わりました。

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一通り攪拌作業が終わったのでこのまま1週間寒ざらし状態にして殺菌します。早朝や夜間は霜も降りるでしょうし、寒風にも晒されて凍結と融解を繰りかえして少しは作物栽培に適した土に変わってくれると思われます。1作終われば必ず堆肥をかなりの量投入することを繰返しています。あと何年か繰返して行くうちに少しは畑の土らしく変わってくれるものと期待しています。土づくりは永遠のテーマですが、長い年月をかけて出来上がって行くものだと思います。これからも土づくりには終わりのない作業を繰返して行くことでしょう。

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1/21 じゃがいも栽培計画 [じゃがいも]

昨日の記事でブロッコリーの内容より、じゃがいもの内容ばかりだったので、改めて今年のじゃがいも栽培計画を記録しておくことにしました。1/20に『じゃがいもシリカ』を地元の種苗店で購入。その際、店主からじゃがいも栽培のノウハウをいろいろ教わりました。忘備録として記録しておこうと思います。これまでの栽培の失敗の原因と思われる私の間違った思い込みも今年で解消!(だったら良いのになあ~)と行きたいものです。今年の栽培で昨年と大きく変えようとしている店は(1)植え付け時期(2)種いもの植え付け方(3)肥料(4)畝立て(5)マルチ方法(6)品種の計6点ほどです。まずは植え付け時期ですが、2月下旬で問題ないことは自身経験済みで、問題だとは考えていませんが、早めに植えても芽の出る時期は同じ!と言う見解を実証してみたいと言う気持ちがあり、1月下旬に植えつけてみようと考えています。

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この画像は今日、自宅近くの畑で撮影したものですが、見ていただきたいのはえんどう豆の畝ではなく、その右隣にチラっと見えている黒マルチの部分。おそらくこれはじゃがいもの植え付けが済んだ畝だと考えています。早く植えてもマルチをしていればその分、地温が上昇して萌芽は早まると思われます。しかしながら、萌芽後、地上部は相変わらず低温状態であれば結局生育は遅くなります。萌芽後は保温、あるいは加温しないと結局、収穫時期は大して変わらずとなる可能性が大でしょう。家庭菜園の規模だったら、トンネルでもしてどうなるか結果を見てみたいと思います。

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(2)の種いもの植え付け方では、今年から種イモを切って植えつけることにしました。これまでは種いもを切らずに丸のまま植えつけていました。土中での腐敗は怖くて2年間、切らずに植えつけていました。秋植えはそれでも良いのですが、春植えでは種イモを効率的に使うため切って植え付けることにします。狭い場所しかないので、1kgの種イモでも余るくらいの規模なのですが、栽培技術としては経験しておきたいという気持ちからです。
(3)肥料は昨日、さんざん書いたので詳しくは書きませんが、チッソ分は控えることと、植え付け時に熔リン全面施肥+1回目の土寄せ時に過燐酸を株間に一握りづつ入れると言うこと。じゃがいもだから肥料は少なくて良いと言う思い込みは捨てることにします。ちなみに、鶏糞などの動物性肥料はできれば控えた方が良いと言うことでした。さらに、一条植えを厳守すること。畝幅70cm程度なら絶対に一条植えだそうです。1mの畝幅にして二条植えと言うのもダメらしいです。株間は30cmで問題なしとのことでした。画像はこれまた、ニンジンではなくその向こうの黒マルチのじゃがいも植え付け後のマルチの真ん中が少し窪んでいるところを見ていただきたい。なぜそうしているのか?その意味は?を次のイラストで解説します。

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(4)畝立てに関しては教えてもらったイラストで記録しておきます。いわゆるカマボコ型の畝の真ん中にクワの幅と深さで植え溝を掘ります。深さは20cmくらいですが、考え方としては、畝の高さを測る際の基準値(0メートル)
と言うことです。つまり、畝の高さが20cmと言うことです。興味深かったのは1回目の土寄せのイメージがイラストの溝の半分くらいの高さだったこと。2回目の土寄せで溝が消滅すると言うことです。つまり、1回目の土寄せでは畝にはV字型で畝の中央が窪んだ形になっていると言うことです。そうすることで、2回目の土寄せの土を確保しておくことができます。雨水が窪み溜まるリスクはあるもののマルチがあるので畝の土の中にすべて浸透して行くことは防ぐことができます。

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(5)マルチ方法は、スカートヒラヒラ方式とでも言うべき方法で畝の裾野までマルチを掛けてはイケナイと言う教えです。なぜか?それは土に酸素が供給されづらくなるからだと言うことです。これは畝の土が常に呼吸していて、窒息しないようにと言うことで、畝の天井にも微妙なスリットを入れることが重要と言うことです。雨水がスリットから浸透することで水分の補給と同時に酸素の補給もされることを妨げないと言うことです。そのスリットの切り方のイラストが畝の断面イラストの上に描かれているT字型の切り方です。上手にスリットがカットされていると、風でヒラヒラとなびくそうです。微妙なものだと思いますが、これが大きな違いだと言うことです。具体的に日本のどの場所で何を栽培する時にこうしているかと言う説明を受けましたが、ここではその地名を公開するのは差障りがありそうなので伏せておきます。(6)品種に関しては食味が良いと言うウワサを確かめたくて、今年新たに、『キタアカリ』を栽培してみようと言うだけの事です。

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11/5 秋じゃが収穫 [じゃがいも]

今年、初めて栽培経験となった秋じゃがいもの収穫をしました。いちご畝に変える為にちょっと早めかとも思いましたが収穫することにしました。春栽培のじゃがいもは、種いもの植え付け日から76日目くらいに収穫しました。2回に分けて植え付けしているので先に植えた方は119日目でした。秋じゃがは、8/20の植え付けなので、78日目になります。秋のじゃがいもは、春が思ったほどの収穫ではなかったので、敵討ちのつもりで大収穫を狙っていましたが。欲をかくとロクな事がないもので、収穫は悲しいほどの不作でした。これでは、じゃがいもは栽培が苦手な作物になってしまいそうです。あれこれ研究しているのですが、何が悪いのか原因がわかりません。この画像の収穫は1株の収穫ではありません。2kgの種いも全部の収穫です。種いもからほとんど増えていないような印象です。時間と労力だけ損をした気分です。ホント悲しい。そして、悔しい。

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こんなに悲しい収穫ですが、少しだけ光明もあります。それは芽掻きですべての株を1本にしたので、イモの大きさが大きかったことです。一番大きいイモはソフトボールくらいの大きさでしたが、それもこれ一つだけなのがこれまた悲しいところでです。品種は『デジマ』なのでイモの粒は大きくても不思議ではありません。来年の春栽培にも自信がなくなってきつつあります。春よりも秋栽培の方が気温も穏かで生育には適しているはずです。なのに、この有様。ホントに考え込んでしまいます。土寄せを豪快にやりすぎた反省もあるかも知れませんが、土寄せした後に半分くらいの株がそんまま土の中に埋もれてダメになりました。秋じゃがであの栽培方法は適していなかったのかもしれません。ただ、気温は温暖でも、私が植え付け付けると決まって、雨がバンバン降ってくるのが悪かったのかもしれません。やはり、畝は普通の高さにしてマルチを張って栽培を試ることくらいしか、残された方法がないように思います。あとは、土と肥料の工夫くらいでしょうか。

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収穫前の畝の様子がこの景色ですから、正直、いやな予感はしていました。春栽培でもここまで地上部が酷い状況ではありませんでした。どこが悪かったのかこれから春までじっくりと考えたいと思います。これまで、じゃがいもほど、栽培方法に悩んだ作物がないかもしれません。土、肥料、品種、植え付けの深さ、土寄せ、マルチと栽培の要素、ポイントのどこが間違っていたのでしょうか。

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土寄せの土の量が多ければ多いほど良しと考えていたのですが、土寄せした後に、強風が吹いて株が倒れ、そのままにしていました。株はやはり支柱をしてでも立たせておくことが必要なのかもしれません。土寄せ量が多かったので茎が通常の倍以上に伸びています。まるでトマトの株のようです。

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どの株も倒れて、倒れたまま起き上がることもなく、そのまま茎を伸ばし、ヘビのように茎をくねらせて成長しています。葉は普通に展開しています。土寄せの量がやはり多すぎたのでしょうか。秋栽培だから土寄せ量が多い栽培方法は上手く行かなかったのでしょうか。

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畝じゅうの株を一箇所に集めて撮影したものですが、ホントさびしい収穫量でした。どう見てもこれじゃ、1株分の収穫量としか思えないイモの量です。改めて来年の春栽培に期待しましょう。良く研究して是非、この悔しさを晴らすことを目標にするべきでしょう。だれか、じゃがいもの栽培のコツを教えてもらえないかなあ。

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10/19 じゃがいも近況 [じゃがいも]

秋植えのじゃがいもは今回、初挑戦です。土寄せを豪快に決めたまでは良かったのですが、土寄せのタイミングが遅かったせいか、土寄せした後の雨、風でそのまま萎れてしまった株や、茎が徒長しヘビがトグロを巻いているかの様相の株が続出しました。おとなしく、慣行栽培法で育てててはいないのでこの先の収穫見通しは何とも言えませんが、地上部が無事な株は何かしらの収穫にはありつけるはずだと考えています。多収なのか、貧収となるか?ここはかなり興味があります。土の量は問題ないはずですし、土の中でイモが太るスペースは広く確保していますので普段よりは多収のハズ!と期待しています。芽かきも1本立ちですからイモのサイズも大きくなっているはずですし、イモの数よりイモの大きさ重視の栽培を目論んでいます。

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画像の向きが間違っている訳ではありません。株が横倒しになった後、縦方向ではなく、横方向に成長しています。茎の長さは40cm以上に伸びています。大量の土を土寄せしたことが原因です。トマトの栽培で支柱をせずに育てると似たような形に成長しますが、考えてみるとじゃがいもはナス科の野菜で、トマトとは同じ科目の植物でした。普通の土寄せの量だとここまで茎が伸びることはないと思われます。

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畝全体の画像撮影がないので過去に撮影分を探したところ10/13の撮影分が見つかりました。10/15の大雨と強風の前の画像なので、株の倒れ方が幾分少ない感じです。イモの植え付けから10/19で61日目となりました。100日経過が収穫時期なのでまだ1ヶ月以上栽培期間が残されています。11/27が100日目に当たります。じゃがいも畝の後作はいちごにしようと考えていますが、11/27以降の植え付けだとちょっと遅すぎる感じがします。とりわけ、今年のいちご栽培が自家苗ではなく苗の更新となるのでよけいに早めに植え付けして環境に慣れさせたいところなのでこの場所は使えそうにありません。11月下旬でも栽培開始可能な作物ってあるのでしょうか?秋植えのじゃがいもは後作対策をしっかりしておかないと無計画な菜園となってしまいそうです。今、思いつきましたが、小麦なら11月下旬でも大丈夫かもしれないと思いましたが、調べてみたら、私の住む地域では10月末か11月初めが種まき時期でした。

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9/17-18 じゃがいも土寄せ(2回目) [じゃがいも]

3連休の初日は雨模様で雨が止んだ午後から畑に出掛けたものの、土は雨で湿っていて堆肥なんか扱うのはもうタイヘン。ぬかるみドロドロ状態であります。なのになぜまた今日、じゃがいもの土寄せなんて作業をしたかと言うと理由が2つ。1つは7月末に購入した堆肥の仮置き場であるガレージ前がいつまで経っても片付かないということで、実は9/16に次の堆肥購入の申し込みをしてしまい早いところ片付けないと受け入れ体制が整わないのです。もうひとつの理由は白菜の第二弾の定植リミットが今週到来するからです。白菜の定植予定畝は一応決めてあるのですが、定植作業をするためには堆肥を運び込む予定。白菜の定植を終えてしまうと、じゃがいも畝への堆肥搬入路が封鎖寸前になってしまうのでなんとしても先にじゃがいもの土寄せ用の堆肥の運び込みが必要となるからです。

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実は昨日も触れた農業雑誌の『現代農業』の2008年4月号。巻頭の写真特集に『じゃがいも超高畝栽培で収量倍増!』記事があり、思わず目が釘付けになりました。この栽培法、芽が15cmくらいに育った時点で大胆にも、芽を土で完全に埋めてしまう栽培方法。完全に芽(苗)を土に埋没sだせてしまいます。ところが、これが収量倍増の秘訣だそうで、実際、大粒のじゃがいもが信じられないほど収穫できるのだそうです。記事で紹介された農家のおじいさんの過去最高実績は種いも3kgから85kgの収穫があった年もあったそう。これは是非、導入しなければと思い立ったものの既に30cmくらいまで育ってしまっているので秋じゃがでの実践は見送りとなる見込み。せいぜい、土寄せを普段よりも豪快に大規模にやってその効果の程を確かめようと言うことになりました。
そうと決まればあとはせっせと土を運ぶしかありません。雨あがりだろうが、そんな事は気にせず、ひたすら、じゃがいも畝に堆肥を運び込み作業開始です。

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まずはじゃがいも畝の畝間にネコ車で堆肥を運び込みました。何度やっても本当に体力の消耗する作業です。汗が滝のように流れ出ます。堆肥はチップ堆肥なので大きな木の枝が原形で残っていたりするのですが、取り除いていると時間がかかって仕方ないのでそのまま使います。後で時間があれば土寄せしながら大きめのものは手で取り除くことにしました。9/17は日没までこの作業を行い、とりあえず手早く1度土寄せを行って作業を終えました。途中で何度も雨も降ったり、止んだりの繰り返しでその都度、雨宿りする落ち着かない作業でした。

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3連休の2日目、9/18は昨日の作業を引き続き続行。昨日までの作業の成果は画像の通りです。かなり、土寄せが豪快にできつつあります。『超高畝栽培法』では畝の高さは40cmらしいのですが、そこまでは今の私の畑の実情を考えると実現は無理があります。せいぜい、30cm程度が限界でしょう。それでも何だか期待できそうな水準まで近づいてきた実感があります。

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最終的には画像のような高さまでがんばってみました。『超高畝栽培法』ではまた、じゃがいもはすべて1本立ちが基本だそうです。2本、3本立ちで栽培することも多いじゃがいもですが、大きなじゃがいもを収穫したければ必ず1本立ちとするのが原則。『超高畝栽培法』は本当に何事も徹底しているなあと感心します。しかし、この極端なやり方こそが常識を打ち破る革命的な収穫を得るための秘密だと感じます。私もこの画像の撮影直後にそのことに気づき、すべて芽掻きして1本立ちにしてしまいました。30cmくらいまで延びると芽掻きがすごくラクにできることを発見しました。芽を一旦埋めてしまうにはかなり、勇気が入ります。記事の中でも、『他の人は恐ろしがってようせんのう』と述懐されていました。実は、成長の遅い芽1本と途中で鳥に葉を喰われた株が2株あり、思い切って私も芽を全部土に埋没させています。ちなみに土寄せ回数は1回だそうです。『超高畝栽培法』に興味のある方はお住まいの地元の図書館で『現代農業』のバックナンバーをお探しになってみてはいかがでしょうか。この号では、同時にごぼうの波板栽培のイラストマニュアルも見ることができます。

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9/6 じゃがいも土寄せ(1回目) [じゃがいも]

天王寺かぶの種まきをほぼ1時間かけて終えた後、じゃがいも畝を点検したら、おお!結構育ってるじゃないですか!これは早めに土寄せしないといけません。秋じゃがは春の反省から深植えせずに浅く植えたので早めの土寄せは欠かせません。慌ててガレージに戻って平立鎌を取りに戻りました。作業すること5分ほど。出勤前の慌しい作業となりました。土寄せはしたものの、土の量がやはり足りない印象。今週末にも堆肥と真砂土で土を補充することにしましょう。

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じゃがいもの栽培は夏から秋にかけて栽培する方が植物の本能に沿っているように感じます。冬に向けて1日の日照時間が短くなってゆくこの時期、短日環境で冬支度のために次の世代に備えるためイモに栄養を蓄積するのでしょう。台風が去った先週末を境に、日中の最高気温が30℃を超えることがありません。今朝の気温も20℃、土中の温度もほぼ同じ温度でした。20℃なら栽培には絶好の環境ではないでしょうか。

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帰宅途中に畑に立ち寄り、今朝土寄せした畝の状態を確認しました。今朝は水分をたっぷりと含んだいた土が乾いて白っぽい色に変色していました。この土は堆肥分が多いので乾燥すると白っぽく変色します。ある意味軽い土なので、じやがいも栽培には適しているように感じます。春栽培にくらべてじゃがいもの芽の成長も早く感じます。気温が高いことが原因のように思われます。秋植えの栽培は今年初めてなので春との比較ができませんが、秋栽培を経験すれば今後のじゃがいも栽培にまた参考になることも多いことでしょう。

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8/31 じゃがいも出芽確認 [じゃがいも]

8/20に植え付けしたじゃがいもから芽が出ているのを発見しました。10日ほどで出芽ですから、春じゃがの深植えの時と較べると雲泥の差です。もちろん、土中温度も春とは異なるので条件が異なる訳で、単純に比較するのは意味がないかもしれませんが、浅く植えれば当然、芽が出るもの短期間だと言うことは言えそうです。それにしても、今日は発芽ラッシュです。秋まき野菜はちょうど今時分が発芽に適した気候、天候なのかもしれません。

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品種は秋植えの『デジマ』です。初めて栽培する品種なので葉の形や色もこれで問題がないものかどうかの判断がつきません。見ている範囲ですが、鮮やかな色で形も変形していないのでとりあえずは順調な雰囲気です。植え付けしたとたんにそれまでカラカラの雨なし天気だったのに、いきなり雨がザーザーと3日おきくらいに降ると言う運のない栽培スタートでしたが、発芽させしてくれれば安心です。温度の高い時期なので土中で種イモが腐敗するのが一番恐れていました。春も種イモはカットせず丸ごと植え付けています。ちょっともったいない感じもしますが、秋植え栽培は今年が初めてなので慎重になりました。来年から春植えは種イモカットに挑戦するかもしれません。

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畝建てしてからわずか10日でこれだけ雑草も芽を出しています。早めに土寄せして除草もしたくなってきました。これからの季節は気温も急激に低下して行きますし、日照時間も短くなります。涼しくなり始めると植物の生育のスピードも急激に遅くなるので今が勝負です。秋まきはどんな野菜でも早播きすると害虫の被害が多かったり、暑さで発芽でつまづいたりと障害が多いのですが、それでもできるだけ早播きを心がけるのは、やり直しをしても種まき時期が遅くなり過ぎないメリットがあることです。一旦、気温が低下したらもうやり直しが効かないことが多いからです。

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畝の全景から見ると、どこに芽が出ているのかすぐには判らないくらいの小さい発芽です。これから1日ごとに順調に生育してくれれば遠目からでもすぐ判るようになることでしょう。土中温度は25℃くらいで生育温度としては理想的な温度です。昼間はさすがにもっと上昇しているでしょうが、サラリーマンは畑を離れているので判らないところが残念ですね。

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