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5/27 きゅうり防虫ネット張り [きゅうり]

毎年、きゅうり栽培は春野菜の植え付けでは後半になります。連休の作業時間が豊富な時期に植え付けに手が回らないとバタバタ作業となりがちです。きゅうり栽培は一昨年にウリハムシの襲撃を受けて大失敗を経験したことで大きな教訓を得ることができました。昨年は、畝ごと寒冷紗で覆いつくしてウリハムシの侵入を物理的に阻止。苗も夏すずみの大苗を植えつけて万全を期したことで大豊作となりました。それでも、同時に5株も植え付けをした事で収穫のピークが一斉に重なり、消費がおいつかないほどの大豊作が過ぎると木が枯れて終わりました。今年もウリハムシの防除に努めることはもちろんですが、苗の植え付け、種の播きどきをずらして、長く収穫を得ることを目標にしています。品種もF1品種だけでなく、固定種も交えてバラエティーを持たせました。

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昨年の寒冷紗トンネルは高さが180cmくらいで、栽培後期にはきゅうりのつるが天井に支えてしまいました。長さも180cmと短めで5株の大苗を千鳥植えするのが精一杯でした。今年はトンネルも少し大型化することにしました。大型化することで使用する寒冷紗も3倍必要になりますが、栽培スペースは飛躍的に拡大を実現しました。昨年の支柱の構造と材料はセット物を使いました。今年は大型化するにあたって、セット物ではこのサイズは市販されていません。180cm、16mmの太さの支柱を使い、180cmのトンネル支柱を組み合わせました。畝の長さは5m近くありますが、資材が足りないので今は4mにしています。来週の週末には5m一杯まで拡張予定です。

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ただ、これだけ大型化すると心配なのは強風、突風、台風時のことです。寒冷紗の分まともに風の抵抗を受けることはないのですが、支柱の固定方法や補強の工夫をした方が良いと思われます。ただ、あまり剛性を高めすぎると逆効果で、風にしなって柳の枝のように風を受け止めるような仕上げにするつもりです。土中に差し込む支柱の部分はプラ杭を打ってロープで縛りつける予定。フレームの補強はどの方向からの風圧にも均等な強度を実現するつもりです。

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5/27は晴天で昼間は夏の陽射しでした。作業をしていても熱中症になりかねないほどの陽気。まだ、夏の暑さに慣れきれてない体には気温上昇を侮ると取り返しのつかない結果となりかねません。無理は禁物です。作業は明日の日曜日にも分けて実施することにしました。10m×1.8mの長尺の寒冷紗を使ってサイド面をぐるっと支柱を一回りさせてネット張りを完成させました。

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防虫ネットの中にはつるものネットを立てます。本来は先にネットを立ててから、防虫ネット支柱を建てるべきですが、今回はネットをえんどう豆の畝のものを転用する計画でしたので、えんどう豆畝の撤収が終わらないと移転ができませんでした。作業順は前後して設置にかなり苦労しましたが、なんとかつるものネットの設置を無事完了しました。

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畝に植えつけた苗は既に果実を実らせていました。これは夏すずみの苗です。本来ならこの大きさの苗には果実はに着果させない方が良いのですが、気が付いた時には既にこの大きさまで育っていました。こうなってしまえばもう収穫するしかありません。苗の購入から定植まで時間があったので購入時の葉は老化気味ですが、定植後に育った葉は青々と瑞々しく育っています。夏すずみの他にも、この畝には種から育てた『相模半白』の苗を植えつけています。苗の大きさだけなら既に、果実を実らせた苗よりも大きく育っていますが、まだ開花さえしていません。

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