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4/23 紫アスパラ萌芽 [アスパラ]

アスパラ栽培とは本当に相性が悪くてこれまで何度も栽培に失敗しています。これで、栽培リセット3度目になります。昨年のゴールデンウィークに購入した紫アスパラの苗をプランタで育てています。プランタには植えていますが、栽培場所は畑の中です。冬の寒さも畑で過ごさせてかなり厳しい条件で育てていました。今朝、発見したアスパラは割り箸くらいの太さでした。2年目にしては太目の成績が良いと言えます。問題はこれからどうするかです。専用の畝に定植するか、もう1年このままプランタで過ごすかどちらを選択するかです。適当な定植場所がないもの事実ですが、長い目で見るとやはり畑に定植が良いのだと思います。

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紫アスパラと言うだけあって、アントシアニン色素が良く発色しています。緑色のアスパラと較べると存在感が一味も二味も違います。アスパラ栽培の肝の部分がまったく理解できていないので今後の栽培にも不安が一杯です。用土のこと、肥料のこと、日当り、夏の過ごし方のこと、まったく確たるノウハウを持っていません。ただ、畑への定植は過去1度しか経験がなく定植した後の生育はそこそこでしたが、その後の移植が悪かったのではないかと分析しています。プランタから畑に定植したら収穫サイズのアスパラに育つまでの数年は移植は厳禁と考えるべきのように感じます。

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6/14 紫アスパラの発芽発見! [アスパラ]

昨年の冬に大株を購入した紫アスパラですが、専用の箱畝を作って贅沢な用土を仕込んで植え付けること数ヶ月。まったく発芽の気配がなくあきらめていました。紫アスパラのポット苗をその後購入したくらいです。5月のGWの頃にはまだ発芽の気配すらなかった訳です。そのうち、肥沃な畝には雑草が発芽し、グングン伸びて畝一面雑草パラダイス状態。ミニトマトのわき芽の掻き遅れで見逃した枝を挿し木にしていました。その挿し木の具合を見るために久しぶりに周りの雑草をむしっていたら、なんと見覚えのある細い針のようなアスパラの葉が見えるではありませんか!確認してみると2株発芽していました。まだ本当に細い、たよりないアスパラでしたが、あきらめていただけにうれしさもこみあげてきました。

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葉の繁り方からみてかなり以前に発芽していた様子です。梅雨入りした5月の末頃に芽を出し始めてたのではないかと思われます。梅雨の長雨が発芽に好都合だったのかもしれません。あまりに肥料の濃度が濃すぎて、濃度障害を起こしていた可能性もありますので、肥料分が雨で亡流したことが幸いしたのかもしれません。雑草の繁りが適度の日よけになったのかもしれません。理由は判断しかねますが、あれだけガンコに発芽しなかったアスパラが突然、何ヶ月もたって6月になって発芽したと言うところに不思議な思いがあります。紫アスパラは幻のアスパラといわれるほど、品薄ですしネット販売でも高価な値段で取引されているようです。この細い葉を見ても収穫サイズのアスパラが育つまでかなりの年月がかかりそうです。気難しさも一流のようです。

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アスパラ発芽です [アスパラ]

2/20(日)に掘り取って箱畝に移植をしたアスパラ株。発芽直前の時期に移植したので今年の発芽が叶うか心配でしたが、思った以上に元気良く発芽し始めました。3年目のわりには発芽した芽は細く、太いものでも直径が5mmほどです。画像の籾殻の大きさと較べると判り易いと思います。今年は肥料をしっかりと施して来年に期待しましょう。でもその前に今年の春夏秋の間に地上部を大きく育てる必要もあります。今年は収穫サイズの芽が出てきたとしても、収穫をするかどうか、するとすればどのくらいの数に押さえるか決めなくてはなりません。

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おそらく今出芽している芽のなかで一番太い芽かこれだと思います。今後、このくらいのサイズの芽がガンガン出てきてくれるとうれしいのですがなかなかそうも行きません。それにしても、出芽したてのアスパラガスの紫色が鮮やかで見とれてしまいました。これは紫品種ではありませんが、出芽したては緑色の品種でもこんな色なんですね。

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芽が成長するにつれて色が変わる様子はこの画像で良くわかります。芽の先はまだ紫色ですが、茎は緑色です。長さは5cmほどです。食べるサイズはあっと言う間、ものの2日もあるかないかです。茎の細いものも太いものも交じり合っています。3年目なので今年は収穫サイズを期待していましたが、ちょっと残念です。でも、種から育てた株なので愛着もあります。先々のことも考えて今年も種まきをしたい気持ちもありますが、苗までは育てられてもその後、定植するスペースがないので残念です。それこそ、鉢植えでも収穫サイズに挑戦してみようかとも思います。鉢植えで収穫サイズが栽培できたら感激するだろうなと感じます。

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紫アスパラの植え付け [アスパラ]

箱畝が完成したのでアスパラ株の植え付け作業を開始です。アスパラの根は2週間前にホームセンターで購入していました。大株の2株入りを3袋合計6株の植え付け予定です。見た目は確かに大株で、根の太さ、長さを較べると私が2年かけて育てた株よりは大き目でした。

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このアスパラ苗は品種が不明です。紫アスパラなら、『バーガンディー』、『満味紫』あたりだと思われるのですが、品種表示がされていないのでわかりません。栽培元は大手の『国華園』ですからどこかに記載があろうかと裏も一通り探しましたがみつかりませんでした。栽培地は長野県とだけ記載がありました。

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袋から取り出し、6株を並べてみました。袋にも但し書きがありましたが、根にカビが生えている場合は、カビを取り除いてから植えるようにとの事ですが、ところどころに白いカビらしきものが見当たりました。丁寧に取り除いて植えつけましょう。見ていて発見があったのですが、カビが生えている場所の根はピンポイントで張りがなく、空気の抜けたタイヤチューブのようです。カビが根の栄養を吸い取ってしまったのでしょうか。カビは栄養がある場所を良く知っていると言うことかもしれません。それにしても、カビが生えていて生育には問題はないのでしょうか。気になります。

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株の大きさを測定してみました。株はおおむね、30cm~40cmの長さです。50cm以上に成長した根も何本かありました。アスパラガスの株からの栽培はこれが初めてではなく2回目です。前回も紫アスパラ(『満味紫』)の大株を畑に植え付けましたが、直径1cmくらいの太い芽が1本だけ発芽しただけでそれ以上成長することもなく、その年で株が枯れて終了しました。

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この株は一番大きな株のようです。根の太さが際立っています。この株は期待できそうです。土づくりが急造を否めないので丈夫に育ってくれるかどうかが未知数です。株を購入してからも2週間も放置したので根も乾燥しているようですし、栽培環境がマッチしてくれると良いのですが、こればかりは何とも言えません。種から育てたアスパラの株は移植はしたものの、この地の気候と土壌に順化した株だけが生き残っていることもあり、芽を出し始めています。土の分量は箱畝にしたので十分あると思われます。あとは祈るのみです。

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畝に株を仮置きしました。良く数えると7株ありました。ミニ株が1株だけ混じっていたのです。ラッキー!こうしてみるとホント、イカかタコにそっくりな形です。株から育てると2年~3年の栽培をスキップして即収穫サイズの発芽が期待できますが、うまく育つかどうかがポイントです。

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植え付け作業は根を拡げて土をかけるだけ。重要なポイントがあるのかもしれませんが、知らないことは怖いものなし。イージーにやってしまいました。

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紫アスパラと言うだけあって、根もほんのり紫色のように見えます。味もグリーン品種よりも甘味が強いそうですが、それだけ肥料と栄養、光合成などの条件に贅沢な要求もあることでしょう。作物の相性と言うものが良くありますが、アスパラガスとはあまり良い相性ではないようです。種まきから育苗まではしごく順調で相性良し!と思っていたのですが、その後が良くありません。考えてみると種まきと育苗には市販の培養土を使いました。そう、今日買ってきたのと同じ培養土でした。肥えた土じゃないと収穫できない作物の様に思えます。

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植え付け作業も終わりました。アスパラガスはこれで箱畝で2畝での栽培となりました。菜園の隅っこで他の作物の畝づくりにも影響のない良い場所を確保できました。毎年、肥料や土を入れるなどの手入れは必要となるでしょうが、この場所を固定でじっくりと腰を据えて栽培作業ができます。

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3/12アスパラ箱畝(2つ目)完成 [アスパラ]

種から育てたアスパラは今年3年目で先日、移植を完了しました。箱畝の材料は2つ分調達していたのでどこか別の場所にもう1つの箱畝を作るつもりでした。さくらんぼ(ナポレオン)を移植してできた空きスペースに2つ目のアスパラ箱畝を作ることにしました。アスパラは5年は植えっぱなしの作物なので他の作物とは離れた場所に植える方が安心できます。結果、敷地の端に作る方が何かと都合が良いことになります。画像は出来上がった2つ目の箱畝です。

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予定地はつい先日までさくらんぼの苗木が植えてあった場所です。今はすぐ左隣にたまねぎ畝が迫っている
場所です。すぐ右隣はお隣の敷地。元々、畝建てしていない場所なので原野状態。石もごろごろ、葛の根っこも残っています。地面もデコボコで水平が取れていません。トウ鍬で葛根と石ころを取り除き、平らに均して行きます。何も栽培してない割りには柔らかい土が結構たくさんありました。ここに箱畝を設置することで夏場にはどうしても雑草と葛が繁茂するので厄介な場所でした。今年は悩まされることもなくなりそうです。少しづつではありますが、菜園らしい姿に近づいて来ている手応えを感じます。

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コンパネで箱畝の囲いを仮設置しました。囲いのサイズですが、一般に販売されているコンパネサイズ180cm×90cmのを3等分に切断したもの。180cm×30cmを2枚。残りの180cm×30cmの1枚を70cmづつに切断したものです。最初は2等分してものだったので、180cm×90cmでしたが、これではたまねぎ畝にかかってしまうので70cmに短くしました。結論を言うと箱畝サイズは180cm×70cmです。これでたまねぎ畝のギリギリ直前でなんとか収まりそうです。だいたいこの位置とサイズで問題なさそうです。ただ、地面がデコボコで囲いのコンパネの上面が合わないようです。

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側板の下に石を噛ませて側板同士の面の高さを合わせることにしました。長い年月使うことになる材料なので、土盛りで調整してもやがて土も痩せて面の高さにもすぐに狂いが顕著となりそうです。直感的な判断ですが、石で調節するのが一番狂いが少ないと考えての調整方法です。

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アスパラ栽培では水はけが重要と何かで読んだ記憶から、底石を敷く事にしました。畑づくりの作業でふんだんに出てくる石をまとめて保管していました。大きいサイズの石ならいちご畝の土留めに使えるのですが、小さめのものは使えないので溜まる一方で、廃棄に困っていたのでここぞとばかりに一気に転用。全部使い果たしてスッキリ片付きました。

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籾殻を底に敷き詰めて、牛ふん堆肥40L入りの袋を2袋使いました。この牛ふんはバーク入りです。これまで牛ふん堆肥はあまり使わなかったのですが、アスパラ栽培にはフカフカの用土を作りたいので牛ふんと腐葉土が適しているのではないかと考えました。どの材料にも共通して言えることですが重要なのは発酵済みであることです。

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今回は腐葉土も使います。こちらも40L入りを2袋投入です。腐葉土は自家製もありますが、量的に使いたい量がとても賄えない状況。腐葉土の質だけを言えば落ち葉100%の自家製腐葉土が一番気に入っています。

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前回は自家製堆肥を使用しましたが、他の作物の植え付けに確保しておきたいので、市販の培養度を使うことにしました。培養度は買い置きがないので、土曜日の朝からホームセンタに買い足しに出かけました。
用土はホームセンタで各種販売されていますが、質に関しては千差万別です。大量に必要な時はどうしても安価なものに手が伸びてしましがちですが、安価なものは未熟なものや、粗い有機物が大量に混入していたり、ひどい場合は産廃?と思える材料が混じっている場合もあります。自分が使ってみて良い結果がえられた実績のあるものを使い続けることが良いと思います。分量が足りなくても粗悪な物は使うべきではないと思います。

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これだけの材料を箱畝の囲いに投入して攪拌作業を始めました。鍬で混ぜてもかなり体力を必要とする作業です。厚手のゴム手袋をして、両手で掻き混ぜるのが意外に効率が良く、攪拌漏れも少なく作業ができます。鍬で
おおまかに攪拌した後、手で丁寧に混ぜるスタイルが良いみたいです。

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肥料分として種かすを10kg×1袋投入しました。用土に全面施肥とします。肥料分は培養土にもリン酸分が含まれているのでチッソ分主体の投入とします。有機肥料なので即効性はありませんが、ゆっくりと分解されて肥効も働いてくれることが好都合です。元肥としてはこれだけ投入すれば十分だと考えています。

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ソフトシリカとカニ殻を投入しました。ソフトシリカは土壌改良の目的で使っています。土壌の団粒化を図ることが目的です。カニ殻はチッソ肥料分の補給面と微生物のエサです。カニ殻に取り付く微生物は土を柔らかくしてくれる効果があるようなので期待しています。この2つの材料は前回(1つ目の箱畝)も使用しています。また、画像はありませんが、真砂土をネコ車に2杯分投入しました。

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アスパラ発芽開始 [アスパラ]

ホームセンターには、アスパラの大株が販売されていました。最近は大きめポット植え済みのアスパラ株も販売されていて手軽に栽培が可能になりました。私は2年前に種から育てたアスパラがようやく3年目を迎え、今年辺りから、食べられるサイズのアスパラ収穫に心を躍らせています。ところが、何たる事か!計画性を欠いた栽培で今年は、3年目にしてアスパラ株の移植をせざるを得ない事態となりました。急造の土に移植してひょっとすると株がダメになるかもしれないと不安にもなりました。今年はどんな細い芽でも良いから枯れずに育ってくれと祈る思いでした。カネはかかっていても、手間はそれほど掛かっていないアスパラの畝と土。これまでのパターンだと大体、栽培は失敗する事が多いのですが、正解だったと信じたい。日当たりはバツグンな場所ですし、堆肥分が多すぎるくらいですが、悪くはないはずです。アスパラは水はけが悪いと根が腐ってしまうので土の作り方は難しいところ。上手く行けば10年は収穫できるのですから、1季ごとにリセットの効く他の作物とは様相が異なります。画像の手前にも1つお辞儀している芽があります。このアスパラは紫アスパラではありませんが、アスパラの芽はアタマが紫色なんですね。

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アスパラ畝チェック [アスパラ]

こちらも一夜明けたアスパラ畝がどうなっているかが気になります。用土のボリュームの変化がないか?用土がひょっとして発酵していないか?などやっつけ気味の慌しい作業でしたので不安を上げたらキリがありません。じっくりと時間をかけて納得行く作業ができれば良いのですが、1シーズンで細かい部分まで、思った通りに作業はできませんでした。この移植の結果を見ながらまた、改良、改良の連続となりそうです。1年目のプランタでの種まき、育苗が上手く行ったのですが、その後の放任が良くなかったと反省です。3年目に挽回を期すと言ったところです。チェックの結果は大きな変化なしでホッとしています。

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ここでも用土の表面には霜が降りていました。東向きなので天気が良ければ早朝から日当たりも良い場所です。夏場は日よけが必要かもしれません。

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この場所が縦に長く畝のスペースが確保できない中途半端な場所でした。この日当たりを考えるとこれまで栽培スペースとして十分に活用できなかった事は本当にもったいないと痛感しました。延長線上にあるこれより小さなスペースの活用方法も検討中です。

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アスパラ畝の引越し(作業完了) [アスパラ]

2/19(土)は引越し先の畝づくりを行い一通りの作業を完了しました。2/20(日)は用土の変化をチェックして、アスパラの苗を植え替える作業予定です。まずは用土のチェックです。昨日ブレンドした用土は堆肥がほぼ100%なのでフカフカ度は十分です。懸念はフカウゆえに時間が経つと空隙がなくなって用度全体のボリュームがなくなることでした。1日経った日曜日ですが、ほんの少しボリュームは減ったようですが、想定内だったので用土の量をボリュームアップさせることにして、今日植替えを決行することにしました。今日、植替えができないとじゃがいも畝の畝建て作業が今週中に完了しません。昨年は2月20日に植え付けしたじゃがいも。本来なら今年は今日(2/20)に植え付けしたかったところですが、1週間は土に肥料や堆肥、真砂土をなじませたいのでじゃがいもの植え付けは来週以降に順延することにしました。用土のボリュームアップのため40Lの堆肥袋×1袋を投入しました。

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堆肥を混ぜこむjと40Lの堆肥追加だけですが、用土全体がより黒っぽい色に変化しました。思ったよりボリュームアップもできました。今後、日数が経ってボリュームが減るようであれば都度追加投入して行きます。植替え時の用土の分量としては十分と判断しました。

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植替え予定畝が完成したので、ようやくアスパラの掘り起し作業を開始です。このアスパラは種から育てたもので最初はプランタで育てていましたがこの1年目の秋にこのこの場所に定植しました。それから1年経ちましたが、大した世話もせずに放任していたので肥料不足ですし、土も締まってカチカチになり生育状況は3年目と言うのに芳しくありません。じゃがいも畝を建てるという理由もありますが、もう一度手を掛けてあげる意味でもこの場所から救出することも植替えの理由です。根を堀リ起す前に地上部は刈り取ったので地表を注意深く観察しないと株の場所がわかりずらい状況。雑草も生え放題なので余計に判りにくい事態となりました。

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スコップで株の遠くから深めに掘り起こしますが、根の広がり具合が判らないので手探りの作業です。おまけにここ1週間は雨天続きで土壌が水分をたっぷりと含んでいて土も重く作業に力が必要な状況。作業はほねが折れました。それでもなんとか掘り起こしたアスパラの株は根を随分と切ってしまったようです。思っていたより根が長く伸びていたので掘り起こす際にスコップで切ってしまったのでしょう。それでも最低限の根は掘り起こせました。

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上手に掘り取れた根は長くてきれいに伸びていました。土がもう少し乾いていたらと悔やまれます。でもこれは仕方ないでしょう。週末だけのサラリーマン菜園ではそれほど作業日を選べる余裕はありません。アスパラはホームセンタなどで堀り上げた株だけの姿で販売されているのを見かけます。大株として販売されているものに較べるとまだまだサイズは小さいように見えますが、アスパラの株は経験ではなかなか根付かないので栽培地で生育している株は小さくても価値高いと考えています。確実に収穫を目指すなら一見、難しそうに思えますが、種から育てるのが確実であるように思えます。苗を買って植えるのはその次くらいの確実性だと思います。

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手で持ってみました。手の大きさと較べると株全体の大きさがわかりやすいと思います。根に張り付いた土の量を見ても水分がどれほどたくさん含んでいるかもお分かりいただけると思います。株も小さく、根も短いのですが、根からさらに細根がたくさん出ているのは立派な株だと思います。寒の時期の植替えですが、これからいよいよ芽を出そうとしている時期での植替えですからダメージがない訳がありません。本来なら3年目なので収穫ができるサイズのアスパラが出てくるタイミングですが新しい用土への活着も必要ですし栽培のロードマップとしては一旦、前進停止となるのは致し方ないところです。

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株を掘り取ったあとの畝の様子です。全部で7株掘り取りました。作成した新しい畝の広さでも十分足りました。まだスペースには余裕がある程です。今年の春にも新しいアスパラの種をオーバシードしても良さそうです。
作業時間に余裕ができれば、もう1畝小さめの畝をこの場所の続きに作って種まきから始めるか、大株を移植して即収穫を狙っても面白そうです。画像では判りにくいと思いますが、ワラが刺さっているように見える部分が移植した株です。

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アスパラ畝の引越し(後編) [アスパラ]

コンパネ3面の組み立てが終わったところで、用土の搬入作業を開始しました。フカフカで肥沃な用土を目標としているので材料も自分がイメージしたものだけを使用することにしました。ほぼ実験的な作業です。まず、投入したのは籾殻です。100Lくらいの量の籾殻を底面にまず均等に投入しました。次に、カニ殻を5kg投入してよく混ぜ込みます。用土のブレンド材料は堆肥を主体にします。元々、この宅地は砂、礫が多く土の量が少ないので仕方ありません。コンパネを組み立てる前までにも、礫の取り出し、葛の根の掘り起こしなどほとんど土木作業に時間を取られました。これも開拓、開墾レベルの作業ですが避けて通る訳にもゆかず、いつもながらの作業でした。

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真砂土をネコ車に1杯投入しました。さらに牛フン堆肥を2袋(40L×2)を投入。ここまでは色っぽい色の材料ばかりなので牛フンを入れると色合いも黒っぽい土に近い色合いに変わってきます。肥料分もしっかりと投入しておかなければなりません。

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肥料分としてはまずは種かすを5kg投入。じっくりと分解して植物の肥料分になって行きます。さらに、熔成リンを鍋に1杯投入しました。アスパラはじっくりと肥料分を効かせたいので過燐酸石灰ではなく、熔成リンを使いました。

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ここまで材料の投入を終えたところで、コンパネの4面目を組み上げて木杭で固定。材料をクワやレーキを使って徹底的に混ぜ込み作業を行いました。用土の色合いがまだ白っぽく、土のイメージには近づかないので、自家製のコンポスト堆肥をネコ車に2杯分と自家製の落ち葉堆肥をたっぷりと漉き込んだ小松菜の畝の土をネコ車に1杯追加投入しました。

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手で用土の感触を確かめました。フカフカ度は文句なしです。どちらかと言うとフカフカですが、団粒化していないのでパサパサ感があります。改良材としてソフトシリカを加えることにしました。2kg程度投入しました。

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さらに攪拌を続けてしっとりとした感じがでてきたので作業を終了しました。このまま1日放置して明日また様子を確認することにします。用土の量は時間とともにボリュームがなくなってくることが予想されます。現時点でもあと1割程度はボリュームを増やしたいと考えています。堆肥を追加するかもしれません。

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アスパラ畝の引越し(前編) [アスパラ]

じゃがいも畝2本目建設の前提となっているアスパラ畝の引越し作業。2/19(土)に着手しました。朝からさわやかで穏かな好天でした。今日は引越し先のアスパラ畝の作成に取り掛かりました。難航した新アスパラ畝の予定候補ですが、悩みに悩んだ結果、敷地の隅に決定。道路沿いのお隣の敷地との境界部、東向きの日当たりバツグンの場所です。夏の時期には少々、気温が上がりすぎる不安があるくらいです。今回のアスパラ畝の引越しの背景は一つにはじゃがいも畝を作ることですが、もう一つ大きな理由は、アスパラ栽培用土の改良です。どうしても固く締まってしまいがちな用土をフカフカで肥沃な栄養豊富な用土に変えることです。

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この場所に決めた理由の一つは、他に適当な場所がみつからなかったことが一番でしたが、この場所が長い畝の建てづらい場所だったことです。フカフカで大量の肥沃な用土を目指しているので土留めをしなくてはなりません。そうなるとそんなに大きなスペースは不要ですし、逆に長い畝が建てられない中途半端な場所を活用してやれ!と言う発想でした。限られた菜園スペースをどのように有効活用するかも菜園運営にとって大きな課題でした。敷地の中央側ではなく、隅のスペースであれば作物の作付けローテーションで畝を立て替えたりしても影響を受けることがありません。アスパラガスは一旦植えつけると5年~7年は同じ場所で栽培が続きます。他の6ヶ月、8ヶ月単位の作物とは根本的に異なるのです。

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元々この場所はと言うと、画像のように生垣に植えていた姥目樫の大きな切り株があった場所でした。この切り株を撤去しないとアスパラ畝は建設不可能です。まずは、切り株の切り倒し作業から作業開始です。

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休日の朝の作業としてはかなりキツいノコギリ引きでしたが、10分程度で完了。本来なら根を掘り起こせば完璧でしたが、根の張りと大きさを考えると重機がないとまず無理と判断。静かに畝の土の下で朽ちて行ってもらうことに期待することにしました。年末にあらかじめカットしたコンパネを準備していました。180cm×90cm×9mmのコンパネを45cm×180cmに2分割した板と45cm×90cmに4分割した板を使って土留めを仮組みしてみました。90cmの幅だと手前のタマネギ畝の直前ギリギリまでとなり、通路が確保できません。通路を確保するためには板の長さを90cmから70cmにカットすることにしました。70cmの幅であれば被覆資材を使う場合も手持ちの180cmの長さの支柱や不織布、農ポリもそのまま利用できるので都合良しです。

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今回、コンパネは釘打ちして組み上げるのではなく杭打ちで固定することにしました。堆肥箱を作成する時は垂木を釘打ちしてドリルで穴を開けたりと凝った作りにしたのですが、今回は杭打ちで固定を試してみたくて、木杭を購入していました。

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パネルを3面仮り組みしたところで木杭を打ち込みました。木杭をまっすぐに思った場所に打ち込むのはなかなか至難の業であることを経験しました。足で木杭を倒れないように支えながらカケヤで打ち込むと上手く行きました。パネルも水平、垂直を出すのが意外と難しく、机上とイメージトレーニングで設計は出来上がっていましたが、施工面では考えが足りなかったなと思います。今回、1度施工を体験したので次からはスムーズに、美しく仕上げることができるようになるでしょう。経験しないとこの辺りはイメージしずらいものです。使用したコンパネは片面に腐植防止のペイントが施されている耐久力のある商品でした。塗装面を内側にするか外側にするかも迷いました。内側にした方が機能的には腐植効果が見込めるのですが、今回は美観優先としてみました。1年、2年と使い込むうちにどのくらい痛むかも検証して行きたいと思います。

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